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インドの月探査機チャンドラヤーン2号周回機、通信が途絶えた着陸機を軌道上から確認

headless曰く、

インド宇宙機関(ISRO)は10日、月探査機チャンドラヤーン2号周回機が軌道上から着陸機(Vikram)の現在位置を確認したことを発表した(ISROの発表India Today続報)。

チャンドラヤーン2号着陸機は月着陸に向けて降下中の7日に通信が途絶えている。自動化処理により着陸した可能性もあるが、計画通りのソフトランディングに成功したのか、ハードランディングとなったのかについては不明なままだ。軌道上からの見た目では大丈夫そうだとの情報もあるものの、実際に通信が回復しなければ内部の状況は確認できない。ISROは引き続き通信回復に向けてすべての可能性を探ると述べているが、着陸機と搭載されている探査車(Pragyan)のミッション寿命は14日間だといい、残された時間は少ない。

なお、チャンドラヤーン2号ミッションの大半は周回機による探査であり、着陸機が失われてもミッション全体の5%程度しか影響を受けないという。周回機のミッション寿命は1年間に設定されているが、ISROでは最大7年近くまで延長可能だと述べている。

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横浜シーサイドラインが無人運転を再開

st1100 曰く、

横浜市内を運行する新交通システム シーサイドラインが6日、無人運転を再開した(PDF)。

シーサイドラインは6月1日に始発駅の新杉田駅で逆走事故を起こし、6月4日から運転士が乗務する手動運転を行っていた(PDF)。その後、国土交通省鉄道局が設置した「無人で自動運転を行う鉄軌道の事故防止に関する検討会」で検討を重ね、7月19日の第3回検討会で対応策の有効性が確認された(PDF)。

これまでは、信号線の異常で進行方向の情報が無い場合に、直前の進行方向を継続するソフトウェア設定となっていた。これを改めるには、ソフトウェアの変更のみならず信号線の設計を変えねばならず、システムを入れ替えなきゃならないのではとタレコミ子は思っていたが、信号線の変更とソフトウェアの修正で対策が済んだ様だ。

シーサイドラインは8月31日始発から保安要員が乗車した状態での自動運転を再開しており(PDF)、列車検査がすべて完了したことから端末駅ホーム監視による無人運転に移行したとのことだ。

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Raspberry Pi財団、Raspberry Pi 4の給電問題をケーブルのせいにする

headless曰く、

電源端子がUSB Type-CになったRaspberry Pi 4では仕様違反によりeMarkerチップ内蔵ケーブルによる給電ができないのだが、Raspberry Pi FoundationのEben Upton氏がそんな高級ケーブルを使用する方が悪いと受け取れるような発言をしている(BetaNews動画)。

USB Type-Cでは、電源供給を受ける側で2つのCC(Configuration Channel)端子(CC1・CC2)を個別にプルダウンすることになっているが、Raspberry Pi 4ではCC1・CC2を短絡して1つのプルダウン抵抗でまとめてプルダウンしている。そのため、eMarkerチップ内蔵ケーブルを使用するとオーディオアダプターアクセサリーモードと認識され、電源が供給されなくなる。

Upton氏の発言はエンジニアがRaspberry Pi 4に関する質問に答えるという動画の中で飛び出したもので、YouTubeのRaspberry Pi公式チャンネルで公開されている。Upton氏は抵抗器が一つ欠けていることを認めたうえで、MacBookのACアダプターなど、高級なスマートACアダプターや高級なUSB-Cケーブルを使用するとRaspberry Piに電源が供給できない可能性があると述べている。この点を除けば(USB Type-Cに)移行してよかったとし、修正が必要なことについては触れなかった。

eMarkerはケーブルのメーカーや仕様などの情報を格納したチップで、USB 3.1に対応するType-Cケーブルでは内蔵することが義務付けられている(@IT)。

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AmazonのスマートスピーカーがDVを通報したとされる事件、問題のスマートスピーカーには通報機能はなかった?

2017年、米国でいわゆるDV(ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力)行為を行った男性が、その声に反応したAmazonのスマートスピーカー(Amazon Echo)によって通報が行われて逮捕される事案が発生した(過去記事リアルライブDaily Dot)。

報道によると、この男性はガールフレンドに対し暴行を行った際に「Did you call the sheriffs?」(警察を呼ぶか?)と(警察を呼んだらさらに酷いことをするぞ、という意味で)挑発したという。これに対しAmazon Echoが反応して911(日本の110番に相当する電話番号)に通報が行われ、駆けつけた警察によって男性は逮捕されたそうだ。

ところが、実際にはAmazon Echoの備える通話機能では警察への通報は行えず、なぜこんなことになったのかが分からないという話が出ている(Insider)。

Amazon側もこの事件について「そんなことは起こりえない」と反応しているという。Amazon Echoには通話機能はあるものの、通話できる対象は別のAmazon Echoデバイス、もしくはAlexaアプリがインストールされたデバイスのみで、一般の電話番号に電話をかける機能は無いそうだ。そのため、誰が通報を行ったのかは不明のようだ。

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LibreOffice 6.3リリース、イベントハンドラーによるLibreLogoマクロの実行をブロック

The Document Foundationは8日、LibreOffice 6.3をリリースした(アナウンスリリースノートThe Registerの記事)。

LibreOfficeのタートルグラフィックス描画機能LibreLogoでは、Writer上に書いた一部のPythonコードがそのまま実行されてしまう問題があり、イベントハンドラーによるマクロ実行と組み合わせることで任意コードが実行可能となっていた。この脆弱性はLibreOffice 6.2.5で修正されたが、ハイパーリンクのイベントハンドラーからのLibreLogoマクロ呼び出しはブロックされるようになったものの、「文書を開いた時」などのイベントではブロックされていなかった。

アナウンスやリリースノートでは特に触れられていないが、LibreOffice 6.3では文書操作などのイベントでもLibreLogoマクロの呼び出しがブロックされるようになったようだ。一方、Writer上のPythonコード実行はブロックされておらず、LibreLogoツールバーから「Logoプログラムの実行」をクリックすればPythonコードを実行できる。また、現在もLibreLogoは標準でインストールされるオプション機能となっている。

なお、LibreOfficeのダウンロードページでは安定版と最新版の2バージョンを提供しており、今回の問題を受けて安定版が一時消えていたが、LibreOffice 6.3リリースに伴ってLibreOffice 6.2.5が安定版に移動している。ただし、LibreOffice 6.2.5では上述のようなイベントからのLibreLogoマクロ呼び出しはブロックされないので注意が必要だ。LibreLogoマクロはマクロのセキュリティ設定にかかわらず、ユーザーに確認を求めることなく実行される。

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LibreOffice 6.2.5で修正された任意コード実行可能な脆弱性、完全には修正されていない 2019年08月03日

あいちトリエンナーレに対し脅迫FAXを送った男性が逮捕、一方で別の脅迫も相次ぐ

Anonymous Coward曰く、

あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」での展示に対しFAXで「ガソリン携行缶持って館へおじゃますんで」といった脅迫状を送った59歳会社員の男性が威力業務妨害容疑で逮捕された(朝日新聞NHK)。

この事件では捜査が難しい、匿名化されていて送信元が特定できないと言った話もあったが(過去記事J-CASTニュース)、今回の報道によると単にコンビニエンスストアから送っただけで、防犯カメラで容疑者を特定できたという。

一方で、この事件以外にも愛知県の学校やあいちトリエンナーレの会場になっている「芸術文化センター」に対し「ガソリンをまく」といった内容のメールが送られているほか(中日新聞)、愛知県や県外の宗教施設などに対し爆破予告や射殺予告をするメールも届いているという(読売新聞)。

さらに、愛知芸術文化センターでは「ガソリンだ」と言いながら警察官に液体をかけた男性が公務執行妨害の疑いで逮捕される事件も発生した(産経新聞中日新聞)。この男性は3人組で現れたグループの1人で、このグループは「津田(芸術監督を担当している津田大介氏を指していると思われる)を出せ」などと叫んでいたという。

なお、本件と関係しているかどうかは不明だが、愛媛県でも学校などを爆破すると予告するメールが届いているという(愛媛新聞サンスポ)。

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「表現の不自由展・その後」に対する脅迫FAXの送信元が特定できないという話が話題に 2019年08月05日
「殺す」との脅迫メールを送った男性、メール内に書かれていた名前や住所でバレて逮捕される 2016年10月17日
メールで「爆破予告」を送った男性、送信元に自分の名前が入っていたためその日のうちに逮捕される 2016年05月19日

ホバーボードによる英仏海峡横断、2度目の挑戦で成功

headless曰く、

先日ホバーボードによる英仏海峡横断に失敗したFranky Zapata氏が2度目の挑戦を行い、今回は無事横断に成功した(BBC NewsFranceinfoVergeZapata氏のツイート)。

Zapata氏は7月25日に1度目の挑戦を行ったが、中間地点でボート上の給油用プラットフォーム着陸に失敗して打ち切りとなっていた。そのため、Zapata氏はホバーボード「Flyboard Air」をアルミ製フレームとリモートコントローラーのプラスチック製ケースだけ残して完全に組み直し、ボートとプラットフォームを大型化して再挑戦したという。

Zapata氏がフランス・カレーに近いサンガットの海岸を飛び立ったのは8月4日6時17分(GMT)。組み直したホバーボードの十分なテスト時間が取れなかったことを心配していたZapata氏だったが、今回はプラットフォーム着陸も成功し、出発から22分後に約35㎞離れた英国・ドーバーへ到着したとのこと。最高時速は160~170kmに達し、風圧に耐えるのが大変だったそうだ。

なお、Zapata氏はFlyboard Airが一般用だけでなく軍用であっても実用的なものになるとは考えておらず、誰でも利用可能な乗り物として空飛ぶ自動車を開発しているという。空飛ぶ自動車は既に機能するプロトタイプができており、年内の発表を計画しているとのことだ。

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本当に浮くレクサスのホバーボード、ついにお披露目。ただし専用コース上のみ走行可能 2015年08月06日

細菌と放射線で「ヒトスジシマ蚊を根絶」する実験、生態系へのリスクはないのか

Anonymous Coward曰く、

先日、放射線で蚊を不妊化し、細菌で卵の孵化を押さえる手法で蚊を根絶するという話題があった。この手法では野生のメスの個体数が94%減少し、人間がこの種の蚊に刺される危険性は97%も減少したことが報告されているが、生態系への影響を懸念する声もある。これについてWIRED日本版が専門家に問い合わせたところ、「この技術が生態系に大きな影響を与える可能性はかなり低い」との回答が得られたという(WIRED)。

インペリアル・カレッジ・ロンドン自然科学部環境政策センターのキャサリン=ティリー・コリンズ博士によると、この取り組みはすべての蚊の根絶ではなく、病原体媒介種のひとつである「ヒトスジシマカ」を減少させることが目的であること。そして、今回発表された技術は交尾を通じて作用するものなので、殺虫剤の散布のように、数多くの有益な昆虫やほかの種には直接影響しないという。

また、ヒトスジシマカだけを食べる生物は確認されていないとされ、生態系に大きな影響を与える可能性はかなり低いとしている。ちなみに、今回の研究で使用されたボルバキアと放射線の併用技術は、マラリアを媒介するハマダラカ(Anopheles gambiae)でも応用できる可能性があるとしている。

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放射線で蚊を不妊化し、細菌で卵の孵化を押さえる手法で蚊を根絶 2019年07月19日
アース製薬、「蚊ケア指数」を発表。tenki.jpで公開へ 2018年04月24日
マラリア対策のために遺伝子改変された蚊の拡散を認めるべきか? 2017年10月05日
蚊が媒介する複数の伝染病を防止し、刺されたときのかゆみも減らすワクチンの臨床実験が米国で始まる 2017年02月26日
より多くの蚊がマラリア感染者に引き寄せられる理由 2017年02月16日

Samsung、発売を延期していたGalaxy Foldを9月には発売できると発表

Samsungは25日、折りたたみ型ディスプレイを搭載するスマートフォン「Galaxy Fold」を9月から発売する準備が整ったと発表した(プレスリリースAndroid Policeの記事SlashGearの記事The Vergeの記事)。

Galaxy Foldは4月の発売が予定されていたが、レビュー用に貸し出した試用機でメインディスプレイが破損したとの報告が相次いで発売が延期されていた。その後、Samsungは製品設計を全面的に見直し、ディスプレイ破損を防ぐための改善などを施したという。

改善点としてはディスプレイ保護層をベゼルの下まで延長し、保護層がディスプレイの構造の一部で剥がすべきではないとわかるようにしたことのほか、保護キャップ追加によるヒンジ部分の強化、金属層の追加によるメインディスプレイの補強、ヒンジとボディーの間の隙間を小さくしたことが挙げられている。また、アプリやサービスの最適化など、折りたたみ型ディスプレイのユーザーエクスペリエンス向上のための改善も行われたとのこと。

発売日等の詳細は発売が近付いてからの発表となっているが、9月の段階で発売されるのは一部の市場に限られるとのことだ。

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iFixit、Samsungの要請を受けてGalaxy Fold分解リポートを公開中止 2019年04月28日

ボーリング作業注にトンネルを突き破る事故、原因は地図の間違い

NOBAX曰く、

2週間ほど前に、JR長崎本線・浦上駅と現川駅の間にあるトンネルの上で行われていた掘削作業用の機材がトンネルを突き抜けて特急列車に接触する事故が発生して話題になりましたが(過去記事)、事故が発生したのは国土地理院の地図が間違っていたことが原因だったそうです(朝日新聞)。

通常は鉄道施設付近で工事をするときは鉄道会社に事前に連絡することになっていますが、地図の上では80mも離れていたので、連絡なしで切削していたそうです。

工事は庭先で行われていたようですが、この家の持ち主は自分の庭の下を電車が通っていることを知っていたのでしょうか。

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「 いいコーディング規約、悪いコーディング規約?」2019年版

Anonymous Coward曰く、

2008年の記事「いいコーディング規約、悪いコーディング規約? 」より

本格的なソフトウェア開発企業で働くとき、最初の頃にまずコーディング規則や慣習などのガイドラインに目を通したかと思う。基本的なガイドラインとして、gotoは原則使用禁止だとか、インデントにはスペースではなくタブを使用すべきであるとか、またはその逆などがあっただろう。ひょっとしたらcontinue禁止や、複数リターン値禁止など、ちょっと変わってるように思える慣習や、あまり直感的とは言えないルールといったものもあったかもしれない。

可読性を高めたり、メンテ性を向上させるには、どんな規約が有効だっただろうか? ドキュメント上では一見良さそうに見えたが、実際はイマイチだったものなどあるだろうか?

SlashdotJ諸氏が実践してきたコーディング規約で特に有効だったのはどんなものだろうか? 逆に規約のせいで問題が起きてしまったケースなどあるだろうか? ほかにも、使える「自分ルール」などもあれば是非。

元々のストーリーからは十余年経過してますが、新たな「いい/悪い」は現れただろうか?

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Microsoft、ソースコードのコーディング規約を自動推論する技術を開発・プレビュー公開 2018年07月25日
GCC開発におけるC++の利用が承認される 2010年06月02日
いいコーディング規約、悪いコーディング規約? 2008年07月22日

ボーイング曰く、737 MAXのDisagree alertは無効化したのではなく、有効になっていなかったのだ

ボーイングが737 MAXで2つの迎角(AOA)センサーから読み取ったデータが一致しない場合に警告を表示するAOA Disagree alertを無効化しているにもかかわらず航空会社に伝えていなかった、とWSJをはじめ複数米メディアが先週末に報じた。これに対し、ボーイングは無効化したのではなく、有効になっていなかったのだと反論している(ボーイングの声明The Registerの記事GeekWireの記事)。

サウスウェスト航空や米連邦航空局の証言を元にした報道の内容は、3月10日に同型機2例目の墜落事故となるエチオピア航空302便墜落事故が発生するまで、従来の737型機では有効になっていたDisagree alertが737 MAX型機で無効化されていることを航空会社に伝えていなかったというもの。

ボーイングによれば、Disagree alertは737 MAXの標準機能として搭載されており、安全な航行に必要な機能ではないものの意図的かどうかにかかわらず無効化したわけではないという。Disagree alertは独立した機能として標準搭載されていたが、オプション扱いのAOAインジケーターを搭載しなければ機能しない状態になっていたため、意図した通りに有効化されていなかったのだと釈明。運航再開に向けてソフトウェア更新が当局に承認されれば、今後生産するすべての737 MAXでDisagree alertが有効化され、既存の機体でも有効化が可能になるとのこと。

なお、昨年10月のライオンエア610便墜落事故を受けてボーイングが航空会社向けに発行したOperation Manual Bulletin(OMB)には、Disagree alertはAOAインジケーターが搭載されている場合にのみ利用できると記載されていた。また、サウスウェスト航空が購入した737 MAXにはAOAインジケーターが搭載されていると3月に報じられており、先週報じられた内容との食い違いもみられる。

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ドローン船上で回収されたFalcon Heavyのセンターコアブースター、荒波にもまれて倒れる

headless曰く、

11日のArabsat-6A打ち上げミッションで回収されたFalcon Heavyロケットのブースター3基のうち、大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」上に着陸したセンターコアが荒波の影響で倒れてしまったそうだ(GeekWireThe Verge)。

SpaceXの声明によると、ドローン船はセンターコアを載せたままカナベラル港へ帰還する予定だったが、先週末は海が荒れていたため回収チームではセンターコアを固定できなかったという。2.5~3mの高波により状況は悪化し、センターコアがずれ始めて最終的には直立状態を保てなくなったとのこと。SpaceXではブースターを元の状態に戻したいと考えているが、チームの安全を優先したと述べている。この問題が今後のミッションに影響があるとは考えていないそうだ。

The Vergeでは「海に落ちた」「失われた」と表現しているが、SpaceXの声明だけではブースターの現在の状況ははっきりしない。ただし、イーロン・マスク氏がエンジンは問題なさそうだとツイートしていることから、ドローン船上に倒れているものとみられる。SpaceXでは通常、ドローン船上にブースターを固定する「octagrabber」と呼ばれる装置を使用しているが、マスク氏によるとFalcon Heavyのブースターはアタッチメントの形状がFalcon 9とは異なり、今回は準備ができていなかったとのこと。なお、サイドブースター2基を地上で回収し、センターコアのみを海上で回収した理由として、まだ現在のところ陸地の上を飛ばすには安全性が十分ではないからだと述べている。

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Falcon Heavyロケット第1段、3基のブースターすべてを回収成功 2019年04月13日

墜落したボーイング737 MAX、オプション扱いの安全機能を搭載していなかった

昨年10月29日と今年3月10日に墜落事故を起こした2機のボーイング737 MAX型機では、オプション扱いとなっていた異常発生時の安全を向上させる2つの機能がいずれも搭載されていなかったそうだ(The New York Timesの記事SlashGearの記事The Vergeの記事Ars Technicaの記事)。

搭載されていなかったオプション扱いの機能とは、2つの迎角(AOA)センサーから読み取ったデータを表示するインジケーターと、2つのAOAセンサーから読み取ったデータが一致しない場合に警告を表示するAOA Disagree alertだ。昨年10月のライオンエア610便墜落事故では、737 MAXの新型失速防止システム(MCAS)にAOAセンサーから誤ったデータが入力されたことが事故の原因とされていた。

昨年11月にボーイングが発行したOperation Manual Bulletin(OMB)では、AOAの異常を操縦士へ知らせる複数の機能のうち、AOA Disagree alertはオプションのAOAインジケーターが搭載されている場合のみ利用できることが記載されている。ただし、ライオンエア610便の737 MAXにAOAインジケーターが搭載されていたかどうかについては記載がなかった。

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ライオンエア610便墜落事故、ボーイングが新機能のトラブル対応手順を知らせていたかどうかで議論に 2018年11月18日
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Tesla Model 3、Consumer Reportsの推奨製品認定を再び逃す

Consumer Reports(CR)は21日、CR会員を対象にした調査で信頼性スコアが大幅に低下したことを受け、Tesla Model 3から再び推奨製品の認定を外したことを発表した(Consumer Reportsの記事The Vergeの記事Ars Technicaの記事SlashGearの記事)。

CRは昨年、Model 3の制動距離テストの結果が悪かったことから推奨製品に認定しなかったが、その後ソフトウェアアップデートにより大きく改善したため推奨製品に認定していた。

今回の調査は過去12か月間に発生した問題に関するもの。Model 3のサンプルサイズは前回から倍近くまで増加し、回答者数は500人を超えたという。ちなみに、JATO Dynamicsの調査結果によると、Model 3は2018年に世界で最も売れたEVとなっている。

CR会員が報告した信頼性の問題としては、塗装や内装の問題やガラスのひび割れ、タッチスクリーンの反応が異常になるといったものだ。一方、動力関連の問題は内燃機関を動力とする従来の自動車に比べて少ないとのこと。

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SpaceX、Falcon 9ロケット第1段の再々使用と3回目の回収に成功

headless曰く、

SpaceXは日本時間4日、Falcon 9ロケットによる小型衛星相乗り打ち上げミッション「Spaceflight SSO-A: SmallSat Express」をバンデンバーグ空軍基地SLC-4Eで実施した(SpaceX発表動画)。

今回のミッションは17か国、34組織の小型人工衛星64基(microsat: 15基+cubesat: 49基)を太陽同期軌道(SSO)に投入する初の相乗り専用ミッションで、さまざまな組織によるさまざまな目的の小型人工衛星を手頃な価格で打ち上げ可能にするものだという(プレスキット: PDF)。打ち上げが行われたのは日本時間3時34分。およそ13分後に軌道投入を開始し、その後6時間ほどかけて全ペイロードを軌道に投入した。

打ち上げに使われたFalcon 9ロケット第1段(ブースター)は、5月のBangabandhu Satellite-1ミッションと8月のMerah Putihミッションでも使われたもので、同じブースターを3回使用するのは初めてとなる。ロケット第1段は打ち上げから約7分51秒後、太平洋上のドローン船「Just Read the Instructions」に着陸し、3回目の回収にも成功した。また、太平洋上のキャッチャーボートMr. Stevenによるフェアリングのキャッチは失敗したが、2分割のフェアリングはいずれも軟着水しており、回収して再利用する計画だとイーロン・マスク氏がツイートしている。

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NASA、違法薬物の有無など職場環境の安全性評価をSpaceXとBoeingに実施する計画 2018年11月24日
イーロン・マスク、大型ロケット「BFR」を「Starship」に改名すると発表 2018年11月23日
NASA高官曰く「民間の超大型ロケットが飛ぶならSLSは中止する」 2018年11月21日
SpaceXの月旅行、一人目の乗客はZOZOTOWNの前澤社長 2018年09月19日
SpaceX、ファルコン9の最終形態「ブロック5」の初打ち上げに成功 2018年05月13日
SpaceX、Falcon 9ロケットから切り離したフェアリングのキャッチに挑戦 2018年02月24日

Microsoftとのソフトウェアライセンス契約を更新しないと宣言したイスラエル政府、希望の条件で契約更新

8月にMicrosoftとのソフトウェアライセンス契約を更新しないと宣言していたイスラエル政府だが、厳しい交渉の末に条件で折り合いが付き、12日に新たな契約を締結したそうだ(Haaretzの記事On MSFTの記事Reutersの記事)。

イスラエル政府は現在、ソフトウェアライセンス料としてMicrosoftに年間100万イスラエルシェケル(約3,000万円)を支払っている。しかし、年末で現在の契約が終了するのに伴ってMicrosoftがサブスクリプションモデルへの移行を求めたため、イスラエル政府は年間のライセンス料が数千万イスラエルシェケル増加することに難色を示し、契約の打ち切りを宣言していた。

今回締結された新たなソフトウェアライセンス契約では、イスラエル政府が支払うライセンス料金は現在と同レベルに保たれるという。各省庁や政府機関はWindowsやOfficeアプリケーション、サーバーソフトウェアを購入して使用でき、既に購入済みのソフトウェアの使用権も維持できるとのこと。

イスラエル政府は数年おきにMicrosoft製品の使用中止計画を発表しており、Microsoftから有利な契約条件を引き出しているようだ。

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Collins Dictionary、2018年を代表する単語に「Single-use」を選定

Collins Dictionaryが2018年を代表する単語「The Collins Word of the Year 2018」として「Singe-use」を選定した(Collinsのブログ記事Mashableの記事)。

Single-use(形容詞)はストローやボトル、買い物袋など、主にプラスチック製で一度だけ使って捨てられることを意図して作られた、という意味。Collinsによると、Single-useという言葉が使われるケースは2013年以降4倍に増加しているという。今年はスラドでもスターバックスすかいらーくホールディングスのプラスチック製ストロー全廃計画や、EUの使い捨てプラスチック製品に対する課税計画が話題になった。

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完全復旧までに24時間を要したGitHubの障害は43秒のネットワーク切断がきっかけだった

GitHubは10月30日、日本時間10月22日に発生した障害のきっかけが43秒間のネットワーク切断だったことを明らかにした(GitHub Blogの記事The Registerの記事GeekWireの記事)。

日本時間10月22日7時52分、不調となった100G光ネットワーク機器の定期メンテナンスによる交換が行われた際、プライマリーの米東海岸データセンターと米東海岸ネットワークハブの間で43秒間接続が失われたという。その結果、Orchestratorにより米西海岸データセンターが新たなプライマリーに選出され、書き込みトラフィックが送られはじめる。

しかし、米東海岸データセンターにも西海岸で複製されていない短時間の書き込みがあり、両データセンターのMySQLデータベースクラスターには一方だけに存在する書き込みが含まれることになる。そのため、安全に東海岸をプライマリーとしてフェイルバックすることが不可能な状態となっていた。

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新生Palm初のスマートフォンが正式に発表される

headless曰く、

TCL Communication傘下となった新生Palmから初のスマートフォン「Palm」が正式に発表された。米Verizon限定で発売されるようだ(製品情報Verizonの製品情報ページVergeSlashGear)。

Palmの主なスペックはSnapdragon 435に3.3インチHDのLCDディスプレイ、Android 8.1、RAM 3GB、ストレージ32GB、800mAhのバッテリーなど、8月にリークしていた情報と同様だ。カメラは12メガピクセル/8メガピクセル(リア/フロント)、フェイスアンロック対応、IP68防塵・防水性能あたりが新しい情報となる。SIMはNano SIMだが、「Non-removable」となっている。

本体サイズはほぼクレジットカード大という50.6mm×96.6mm×7.4mm(62.5g)で、メインの巨大なスマートフォンのコンパニオンとしての使い方を提案する。VerizonのNumberShareにより、メインのスマートフォンと同じ電話番号で音声通話やテキストメッセージの送受信が可能になるため、両方持ち歩く必要はない。スマートフォンとの同期機能はAndroidとiOSに対応する。スマートフォンをスマートウォッチと組み合わせるよりも、Palmを組み合わせる方が機能的に優れているとも主張している。Kate Spadeのリストレットなど、持ち歩きに便利な専用ケースも用意される。

バッテリー容量は800mAhと頼りないが、連続通話時間は最大3時間20分、GPSワークアウト最大4時間45分、LTEでの音楽ストリーミング最大5時間30分、GPSワークアウト+LTEでの音楽ストリーミング最大3時間、連続待ち受け時間3日以上などとなっている。不要な通知などをオフにしてバッテリーを節約するLife Modeとの組み合わせでは、一般的な使い方で1日中使えるという。SlashGearによると、価格は350ドルとのことだ。

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Microsoft Surface、一部モデルを除きConsumer Reportsの推奨製品に復帰

Microsoft Surfaceシリーズのノート/タブレットPCが一部のモデルを除き、Consumer Reportsの推奨製品に復帰した(Consumer Reportsの記事)。

Surfaceシリーズのノート/タブレットPCは昨夏までConsumer Reportsの推奨製品に認定されていた。しかし、Consumer Reportsがサブスクライバーを対象に実施している調査で信頼性が低いとの判定を受け、調査時期以降に発売のモデルを含む全モデルが推奨製品から外されることになる。

今回Consumer Reportsでは最新の調査結果からMicrosoft製品の信頼性が他ブランドの製品と遜色ないと判断し、Surface ProやSurface Laptop、Surface Book 2などを推奨製品に認定した。なお、これまでConsumer ReportsではSurfaceの一部モデルをタブレットPCに分類していたが、今回はMicrosoftからのフィードバックにより全モデルをノートPC(ラップトップ)に分類したとのこと。

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伊方原発3号機、再稼働が認められる

masakun曰く、

四国電力伊方原発3号機の運転を差し止めた広島高裁の仮処分決定(過去記事)を不服とした四国電力の申し立てによる異議審で、広島高裁は仮処分を取り消す決定をした(福井新聞毎日新聞)。

決定骨子にある「破局的噴火を除けば火砕流堆積物の分布は阿蘇カルデラ内に限られ、到達の可能性は小さい」「火山影響評価ガイドは噴火時期や程度を正確に予測できることを前提にしており不合理」は納得のいくものだ。「阿蘇山から約130kmの同原発は火砕流が到達する可能性が十分ある」というのが運転差止め時の仮処分決定だが、ここで引き合いに出されるのは国内最大の噴出量600km3以上と考えられる約9万年前の阿蘇4火砕流噴火(「日本列島における巨大カルデラ噴火」)であって、有史以降の阿蘇山の噴火では起きていないからだ。

もし再び阿蘇4クラスで瀬戸内海を火砕流が渡る噴火が起きる可能性が十分あると論じるなら、噴火するかしないかは地震で判断できない(2016年の熊本群発地震でも阿蘇を震源とする地震はあった)以上、まず先にやるべきことは阿蘇カルデラ周辺の自治体の避難だろう。それをやらずしてかなたにある原発だけに最悪の事態を想定させるのは、反原発派のご都合主義ととられても致し方ない。

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キューバで発生した米大使館職員の健康被害、原因はマイクロ波?

あるAnonymous Coward曰く、

以前、「キューバで発生した米大使館職員の健康被害、原因は音響兵器?」という話題があった。この騒音の「サンプル」も公開されていたが(過去記事)、これがマイクロ波を使った攻撃であり、職員の脳に損傷が発生していた可能性があると報じられている(CNN共同通信)。

職員には頭部に衝撃を受けたことがないにも関わらず、持続的に脳震盪の症状が出ていたそうだ。また、建物内に音響を発生させる装置は見つからず、マイクロ波攻撃を隠すために騒音を発していたのではないかという説も出ている。

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マスプロ電工、発売延期していた「ポータブル水素吸引器」を9月1日より発売へ

今年5月、マスプロ電工が「ポータブル水素吸引器」を発表していたが、この製品がついに発売されるようだ(マスプロ電工の発表)。

この製品は当初5月25日の発売とされていたが、「製品の最終的な調整と確認」を理由に発売が延期されていた。

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米商務省、ZTEに対する輸出特権停止措置を解除

米商務省と同省産業安全保障局(BIS)は13日、中国・ZTEに対する輸出特権停止措置を解除したことを発表した(商務省のプレスリリース、 BISの発表命令書: PDF)。

米商務省はZTEが輸出管理規則(EAR)に違反したとして、4月16日にZTEの輸出特権を7年間停止した。しかし、トランプ大統領が輸出特権停止よりも制裁金を払わせたうえで米国製品を購入させる方がいいと主張。ZTEは10億ドルの制裁金支払いと4億ドルの預託、BIS選定の特別監査チームの維持、取締役および上級管理職全員の交代などに合意していた。13日に4億ドルの預託が完了したことで合意内容への対応が一通り終わり、輸出特権停止措置が解除されることになった。

BISは2日にZTEの輸出特権停止措置を8月1日まで暫定的に一部緩和していたが、期限を待たずに全面解除となった。これによりZTEは米国原産の製品を以前の通り入手可能になり、中国のオフィスで故障していたAmerican Standardブランドの小便器もようやく修理できるようになる。

ただし、現時点で輸出特権停止措置は保留になっているだけで完全に免除されたわけではない。BIS選定の特別監査チームは今後10年間にわたって維持され、ZTEの監視を続ける。米法規に違反する行為があれば、再び輸出特権停止措置が命じられることになり、4億ドルの預託金は商務省が没収することになる。また、上院では超党派によるZTEの輸出特権停止措置解除阻止の動きが続いているようだ。

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Microsoft、10インチ画面で399ドルのSurface Goを発表、ただし日本では6万4,800円から

headless曰く、

Microsoftは9日、Surfaceシリーズ最小となる10インチ画面のSurface Goを発表した(Microsoft Devices Blogの記事NeowinThe VergeBetaNews)。

Surface Goは第7世代のIntel Pentium Goldプロセッサー4415Y(デュアルコア、1.6GHz)やWindows Hello対応カメラを搭載する。ディスプレイは10インチPixelSenseディスプレイ(1,800×1,200ピクセル)で重量1.15ポンド(約522グラム)。ファンレスでバッテリー持続時間は最大9時間となっている。USBは3.1 Type-Cとなり、初めてUSB Type-Aを搭載しないSurfaceデバイスとなる。

RAMは4GBまたは8GB、ストレージは64GB eMMCまたは128GB SSD。ホームユーザー向けのOSはSモードのWindows 10 Homeで、希望小売価格はRAM 4GB/ストレージ64GBモデルが399ドル、RAM 8GB/ストレージ128GBモデルが549ドル。ビジネスユーザー向けはOSがWindows 10 Proとなり、価格はそれぞれ50ドル高くなるとのこと。Type CoverやSurface Penは別売りだ。

発売は8月2日を予定しており、北米や欧州・オセアニアの一部の国では7月10日から予約受付開始。日本を含むアジアの一部では今後数週間のうちに予約受付を開始する予定とのことだ。

なお、日本での販売価格は一般向けが6万4800円から(教育向けは4万7800円から、企業向けは5万2800円から)と高めに設定されており、落胆する声も少なくない(ASCII.jp)。価格上昇の理由の1つには、日本版にはOffice Home & Business 2016がプリインストールされていることがあるようだ。

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GentooのGitHubアカウントに対する不正アクセス、パスワードが推測しやすかったことが原因

6月28日に発生したGentoo GitHub Organization(組織アカウント)への不正アクセスについて、Gentooが原因や対策をまとめている(Gentoo Wikiの記事The Registerの記事Neowinの記事)。

原因は攻撃者が組織アカウント管理者のパスワードを入手したことだ。Gentooが収集した証拠によると、あるサイトで公表されたパスワードスキームにより、無関係なWebページのパスワードを容易に推測できるようになっていたとみられるとのこと。

管理者アカウントの制御を取得した攻撃者はGentooの開発者から組織アカウントへのアクセス権限をすべて削除し、リポジトリに不正なコミットを行う。攻撃者はリポジトリに「rm -rf」を追加してユーザーのコンテンツを消去しようとしているが、このコードが実際に実行されることはないとみられる。

GentooではGitHubをミラーとしてのみ使用していたので大きな影響はなかったが、5日にわたってGitHubが使用できなくなり、特に多くの貢献者がプルリクエストを送るのにGitHubを使用しているProxy Maintainersプロジェクトが影響を受けたという。

ただし、攻撃者が開発者のアクセス権限をすべて削除したことから早期に攻撃が発覚し、Gentoo・GitHubともに迅速な対応を行うことができたそうだ。一方、当初の発表ではユーザーが入手したコピーが安全かどうかを確認する方法や、悪意あるコミットが実行されることはないことが明確にされていなかった点などが問題点とされている。

対策としては2要素認証の導入や、GitHubのオーナー権限を持つ人の数を減らすこと、活動していない人をGentooインフラから積極的に退役させること、明確なパスワードポリシーの制定、アカウント監査の強化などを挙げている。

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鉄道友の会の2018年ブルーリボン賞、JR西日本の復刻35系客車が受賞

yasuchiyo 曰く、

鉄道友の会は24日、2018年ブルーリボン賞(最優秀車両)にJR西日本がSLやまぐち号で使用する35系客車を選定したことを発表した(ニュースリリース2018年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両JR西日本のニュースリリース乗りものニュースの記事)。

この車両は2017年9月、幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーンの開始に合わせて運行を開始した。SL全盛期の客車を復刻新製する試みとして発表時にも話題になったが、完成した車両は「復刻元」であるマイテ49・オハ35・オハ31の外観・内装を忠実に再現しつつ台車やブレーキ等を現代の技術で構成。座席には電源コンセントを設置し、トイレもレトロなデザインながら温水洗浄便座を装備するなど、最新技術で快適な旧型客車を作り上げた。中間の3号車には売店や投炭ゲーム、運転体験が楽しめる展示スペースも備えている。

選定にあたっては、蒸気機関車の動態保存列車で重要な課題となる客車の確保を高いレベルで具現化し、蒸気機関車列車を永続的に運行するための一つの方向性を示した点を高く評価したとのことだ。

優秀車両に贈られるローレル賞はJR東日本のE353系と東武鉄道の500系、鹿児島市交通局の7500形が選定されている。

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家庭用ルーターを攻撃してAndroid端末に偽アプリをインストールさせる攻撃

家庭用ルーターを攻撃してDNSサーバーなどの設定を変更し、そのルーター経由でAndroid端末に偽のアプリをインストールさせる攻撃が世界各国で発生しているという(ZDNet Japan)。

この攻撃は当初は日本や韓国などの東アジア各国を狙っており、今年3月に日本でも話題となった。その後偽アプリの言語が27言語に拡大。さらに、iOS端末やPCのWebブラウザから不正サイトにアクセスさせるような攻撃も確認されているという。PCのWebブラウザにアクセスさせた不正サイトでは仮想通貨採掘スクリプトを実行するようにもなっていたそうだ。

詳細な攻撃手法は明らかになっていないようだが、ルーターのデフォルトアカウントなどを使って侵入して設定を変更していると推測されている。

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ツタンカーメンの墓に隠し部屋は存在しないとの調査結果

headless曰く、

エジプト考古省は6日、高度な地球物理学調査の結果、ツタンカーメンの墓に隠し部屋は存在しないとの結論が得られたことを発表した(プレスリリースFacebookに投稿された英語版プレスリリースGeekWireEgypt Independent)。

この調査は2015年、英エジプト学者ニコラス・リーブス氏が提唱したツタンカーメンの墓室の壁画の裏にネフェルティティ王妃の墓室が隠れているとの説を確認するためのもので、これまでに日本の調査チームと米国の調査チームが地中レーダー(GPR)による探査を実施している。

今回はイタリア・トリノ工科大学のフランチェスコ・ポルチェッリ博士が率いるチームが徹底的なGPR探査を実施したところ、自然の岩盤と人口の壁の間に顕著な隙間や扉枠の存在を示すデータはなく、壁画の背後に隠し部屋の壁を示す平面の反射もみられなかったという。その結果、ポルチェッリ博士は非常に高い確信をもって、ツタンカーメンの墓所内や連続する区域に隠し部屋または通路の存在はGPRデータに支持されないとの結論に達したと述べている。

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