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月・火星での収穫にも道すじ。ISS産レタスと地上栽培レタスの栄養価に差異なし

地上約400kmの軌道を周回している国際宇宙ステーション(ISS)のなかにはレタス畑があり、またお花畑もありましたが、そこでとれたレッドロメインレタスの栄養価が、地上で栽培されたものと同等であることが確認されました。研究者らは温度、相対湿度、CO2濃度)をISS内と同じにした地上環境を作り、実際にレタスを栽培して宇宙レタスと栄養価を比較しました。

SpaceXが3人の民間宇宙旅行客をISSへ。2021年後半、10日間の旅

SpaceXはすでに前澤友作氏を月周回軌道への宇宙旅行に連れて行く契約を交わしています。この契約はいつ実現するかまだ明らかではありませんが、今日3月6日、ヒューストンを拠点とする宇宙ベンチャー企業Axiom Spaceは2021年後半に国際宇宙ステーション(ISS)へ3人の旅行客を連れて行く計画を発表しました。使用するのはやはりSpaceX、Crew

ボーイング、Starlinerの失敗ミッション前に「通し」のシミュレーションを省略

2019年12月、ボーイングはCS-100 Starliner宇宙船の初の無人飛行を実施したものの、予定していたいくつかの項目を実施できないまま地上へと帰還しました。ボーイングは当初、目的とするデータの85~90%は収集できたと概ね満足したかのようなコメントを寄せていましたが、特に国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングができなかったことは、宇宙飛行士を安全に宇宙に送り届ける能力に関する深刻な問題を提起しています。

女性最長、328日連続宇宙滞在の飛行士がISSから帰還。初の女性のみの船外活動でも活躍

アメリカの女性宇宙飛行士、クリスティーナ・コックが、国際宇宙ステーション(ISS)での328日間の滞在を終え、地上に帰還しました。これは女性飛行士として過去最長の連続宇宙滞在記録です。帰還したコック飛行士は、長期におよぶ無重力と宇宙放射線の影響が女性の身体にどのような影響を与えるかについて貴重なデータを研究者に提供するはずです。

NASAが国際宇宙ステーションへ接続する商用モジュールの設計をAxiom Space社に依頼

2020年1月27日(現地時間)NASAは、国際宇宙ステーション(以降、ISS)に接続する予定の「居住可能な商用モジュール」の設計・開発をAxiom Space社に依頼した、と発表しました。 かねてよりNASAでは、ISSを商用化し、民間宇宙事業支援の場とする計画を進めていました。商用利用可能なモジュールの接続もこの計画の一環です。モジュールの設計・開発をどの企業が請け負うのか注目されていましたが、ヒューストンに本社を置くAxiom Space社に白羽の矢が立ちました。 Axiom

レゴブロック版の国際宇宙ステーションが発表される

LEGO Groupは21日、クラウドソーシングプログラムLEGO Ideas(2014年まではLEGO CUUSOOと呼ばれていた) 10周年記念企画の一環として、「LEGO Ideas International Space Station」を発表した(プレスリリースGeekWireの記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

LEGO Ideas International Space Stationはその名の通り、レゴブロック版の国際宇宙ステーション(ISS)だ。864ブロックで構成され、完成状態での大きさは20cm×31cm×49cm。ロボットアーム(Canadaarm2)や8つのソーラーパネルは可動式で、セットにはスペースシャトルや人工衛星、宇宙飛行士のマイクロフィギュア2体も含まれる。これらを使用すれば、スペースシャトルのドッキングやロボットアームによる人工衛星投入、船外活動を実施することも可能だ。

ISSはLEGO Ideasで10,000人のサポーターを集めながら、商品化に至らなかったアイディアだという。米国では2月1日発売、価格は69ドル99セントとのこと。

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LEGO ISS国際宇宙ステーション発売決定。ファン原型・NASA監修、864ピースの大作レゴ

レゴが国際宇宙ステーション(International Space Station, ISS)を精緻に再現した大型セットを発表しました。 レゴISSは一般のレゴファンから自慢の力作を募り、製品化を検討するLEGO Ideas で多くの票を集めた作品。NASAの監修とレゴ社デザイナーによる改良を経て正式な商品化を迎えました。

NASAのクリスティーナ・コック宇宙飛行士、女性の宇宙飛行最長記録を更新

headless曰く、

NASAのクリスティーナ・コック宇宙飛行士が日本時間12月29日、女性の宇宙飛行(1回の)最長記録を更新した(NASAGeekWireSlashGear)。

これまでの記録はNASAのペギー・ウィットソン宇宙飛行士による2016年11月~2017年9月の288日が最長だった。今回が初飛行のコック宇宙飛行士は2019年3月15日打ち上げのソユーズMS-12で国際宇宙ステーション(ISS)入りしており、2020年2月に地球へ帰還する予定だ。ISS滞在日数は300日を超え、NASAのスコット・ケリー宇宙飛行士(340日)に次ぐ長期滞在となる。コック宇宙飛行士はNASAのジェシカ・ミーア宇宙飛行士とともに史上初となる女性だけの船外活動も実施しており、記録の多い初飛行になっている。なお、ウィットソン宇宙飛行士の宇宙飛行日数は合計665日で世界第8位、米国の宇宙飛行士としては最長とのこと。

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国際宇宙ステーションの宇宙飛行士、クッキーを焼く

国際宇宙ステーション(ISS)でクッキーを焼く実験が成功したようだ(クリスティーナ・コック宇宙飛行士のツイートThe Vergeの記事NASAのブログ記事)。

クッキーを焼くのに使われたオーブン「NanoRacks Zero-G Oven」はISSの微小重力下で使用できるようZero G KitchenとNanoRacksが共同開発した円筒形のもので、NanoRacksのフレームに設置されている。Zero G KitchenのWebサイトには日本の実験棟「きぼう」に設置するとの記述もみられる。クッキー生地はDouble Tree by Hiltonのチョコレートチップクッキー生地だ。これらは11月の補給ミッションISSに運ばれ12月入ってからテストが行われていた。

完成したクッキーについてNASAのクリスティーナ・コック宇宙飛行士が「サンタのために宇宙クッキーとミルクを作った」とツイートしているが、主に作業したのはISSコマンダーでESAのルーカ・パルミターノ宇宙飛行士のようだ。パルミターノ宇宙飛行士によればオーブンの使い方は非常に簡単だが、焼く時間については試行錯誤が必要だったという。そのため、最初の3回は生焼けだったが、あとの2回はうまく焼けたそうだ。

将来の長期にわたる宇宙ミッションでは、焼きたての食品が心理学的および生理学的に良い影響をもたらすと考えられている。ただし、ちゃんと焼けているかどうか確認できないものを宇宙飛行士に食べさせるわけにはいかないので、今回焼いたクッキーはそのまま冷凍して地球に送り返され、分析が行われるとのこと。その代わりにISSの宇宙飛行士が食べられるよう、Double Treeの完成品クッキーも送られているとのことだ。

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国際宇宙ステーション(ISS)でクッキーを焼く実験が成功したようだ(クリスティーナ・コック宇宙飛行士のツイートThe Vergeの記事NASAのブログ記事)。

クッキーを焼くのに使われたオーブン「NanoRacks Zero-G Oven」はISSの微小重力下で使用できるようZero G KitchenとNanoRacksが共同開発した円筒形のもので、NanoRacksのフレームに設置されている。Zero G KitchenのWebサイトには日本の実験棟「きぼう」に設置するとの記述もみられる。クッキー生地はDouble Tree by Hiltonのチョコレートチップクッキー生地だ。これらは11月の補給ミッションISSに運ばれ12月入ってからテストが行われていた。

完成したクッキーについてNASAのクリスティーナ・コック宇宙飛行士が「サンタのために宇宙クッキーとミルクを作った」とツイートしているが、主に作業したのはISSコマンダーでESAのルーカ・パルミターノ宇宙飛行士のようだ。パルミターノ宇宙飛行士によればオーブンの使い方は非常に簡単だが、焼く時間については試行錯誤が必要だったという。そのため、最初の3回は生焼けだったが、あとの2回はうまく焼けたそうだ。

将来の長期にわたる宇宙ミッションでは、焼きたての食品が心理学的および生理学的に良い影響をもたらすと考えられている。ただし、ちゃんと焼けているかどうか確認できないものを宇宙飛行士に食べさせるわけにはいかないので、今回焼いたクッキーはそのまま冷凍して地球に送り返され、分析が行われるとのこと。その代わりにISSの宇宙飛行士が食べられるよう、Double Treeの完成品クッキーも送られているとのことだ。

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ボーイングのISSクルー輸送に向けた無人テストフライト、打ち上げ成功もISS到達は断念

AC0x01 曰く、

ボーイングは20日、国際宇宙ステーション(ISS) へのクルー輸送に向けて開発中の宇宙船「スターライナー」初の無人テストフライトを実施した(Space.comの記事NASASpaceflight.comの記事共同通信の記事)。

アトラスV ロケットで打ち上げられたスターライナーは低軌道に到達。当初打ち上げ成功と報じられたが、後に軌道に異常があることが発見された。具体的には、ソフトウェアの不具合でエンジンの燃焼時間を誤って判断してしまったという。復旧のために推進剤を消費してしまったことから、今回の打ち上げではISSへのドッキングは行わず、地球帰還を目指すとのこと(宇宙ライター鳥嶋氏の解説)。

ISSへのクルー輸送を巡っては、先行するSpaceXが3月に無人試験に成功しているが、その後の地上試験で火災があり、まだ有人飛行には至っていない。スターライナーが再度の無人テストフライトを強いられるのかは現時点では定かではないが、これ以上遅延が続くと、NASAにとっては頭の痛い事態になりそうである。

Starlinerは予定軌道に到達せず、ISSとのドッキングも行われなかったものの船内環境は宇宙飛行士の安全が保たれる状態を維持しており、安定した軌道上で地球帰還に十分な燃料を残しているという。今後は日本時間22日21時23分に軌道離脱のための燃焼を行い、21時57分にはクルーモジュールがニューメキシコ州のホワイトサンズ宇宙港へパラシュートで着陸する予定だ。着陸の模様はNASA Liveで20時45分から中継される(NASAのブログ記事NASA長官ジム・ブライデンスタイン氏の声明NASAのテレブリーフィング: MP3)。

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無重力下の長期滞在には頚静脈血栓発症リスクがあるとの研究成果

宇宙ミッションで無重力下に長期間滞在すると頚静脈血栓を発症する可能性を示す研究結果が発表された(論文New Scientistの記事)。

地球上で人は体を起こした状態で1日のおよそ3分の2を過ごし、残りの時間は横たわって睡眠をとる。体を横たえると頭から足先に向けた重力による静水圧がかからなくなるため、血液や組織液の再配分が毎日発生する。一方、無重力下では常に頭に向けた血液や組織液の再配分が続く状態となり、顔面腫脹や脚の容積減少、心臓の一回拍出量増加、血漿の減少などがみられる。4か月~5.5か月の宇宙滞在で内頚静脈の容積増加もみられることから、脳静脈の流出量にも影響する可能性がある。

研究は国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在(中央値210日)した各国の宇宙飛行士11名を被験者とし、心エコー装置による測定を出発前と帰還後に各1回、ISS滞在中に2回行っている。ISS滞在中は下半身陰圧負荷(LBNP)装置による25mmHgの陰圧をかけた状態での変化も測定された。その結果、11名中7名に内頚静脈における血流停滞や逆流がみられ、うち1名は1回目の測定後に頚静脈血栓が確認されたことから被験者から外し、帰還まで抗凝固薬による治療を行ったとのこと。

無重力下における内頚静脈の血流停滞や血栓の生成は民間人の宇宙旅行や火星探査など長期の宇宙探査ミッションで人の健康に重大な影響を与える重大な発見であり、宇宙飛行中の血行動態について幅広い評価が必要となる。研究ではLBNPの使用による血流の改善がある程度見られたが、最適な使用時間や頻度は不明であり、LBNPには失神などのリスクもある。そのため、地球上と同じ状態に血管生理を復元する対策について、LBNPを含めて調査する必要があるとのことだ。

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国際宇宙ステーション船外からのファクトチェック

NASAのジェシカ・ミーア宇宙飛行士は18日、国際宇宙ステーション(ISS)の外側からドナルド・トランプ米大統領の発言をファクトチェックした(ホワイトハウスの記事The Vergeの記事中継動画)。

当時ミーア宇宙飛行士はクリスティーナ・コック宇宙飛行士とともに、史上初となる女性だけの船外活動の最中だった。マイク・ペンス副大統領やNASAのジム・ブライデンスタイン長官、イバンカ・トランプ氏とともに中継を見守っていたトランプ大統領は、電話で2人と会談。トランプ大統領は原稿のようなものを見ていたが、史上初めて女性がISSの外に出たと述べ、2人の歴史的な活躍を称賛した。

これに対しミーア宇宙飛行士は、既に何人もの女性が船外活動しているので自分たちが名誉を独占したくないと述べ、今回は2人の女性が同時に船外に出るのが初めてというだけだと説明した。船外活動についても外に出て仕事をするだけで大したことではないと述べつつ、歴史的な達成の名誉を先人に贈りたいとも述べている。トランプ大統領との会談から約2時間20分後、7時間17分に及ぶ船外活動は無事完了した。

女性宇宙飛行士2名による初の船外活動は3月にコック宇宙飛行士とアン・マクレイン宇宙飛行士による実施が計画されていたが、サイズの合う宇宙服がそろわず取りやめとなり、それぞれが男性宇宙飛行士と船外活動を実施していた。ミーア宇宙飛行士は18日が初の船外活動、コック宇宙飛行士は4回目の船外活動だった。

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国際宇宙ステーションで牛肉の培養実験が成功

headless曰く、

イスラエルのフードテクノロジースタートアップ企業Aleph Farmsは7日、国際宇宙ステーション(ISS)で行った細胞培養による牛肉の製造実験成功を発表した(プレスリリースFOODBEASTGuardianBloomberg)。

実験はAleph Farmsのほか、ロシアの3D Bioprinting Solutions、米国のMeal Source TechnologiesとFinless Foodsが参加してISSロシア側で行われたもので、ISSでウシの細胞を培養して3D Bioprinting Solutionsの3Dバイオプリンターで出力したそうだ。動画ではロシアのオレグ・コノネンコ宇宙飛行士が3Dバイオプリンターで作業する様子がみられる。

3D Bioprinting SolutionsとMeal Source Technologiesのプレスリリースによると、Meal Source Technologiesが用意したウサギの細胞とFinless Foodsが用意した卵生メダカの細胞の培養・出力実験も成功したとのことだ。

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宇宙滞在マウス、生殖能力に問題なし

Anonymous Coward曰く、

大阪大学の研究グループが、宇宙の人工重力環境および微小重力環境で飼育し、その後地球に生還させたマウスを使った実験で、宇宙滞在が生育・繁殖に影響を及ぼさないことを発見したと発表した

この実験では、マウスを国際宇宙ステーション(ISS)に送って35日間飼育した後に地球に生還させ、そのマウスの精子を分析した。その結果、宇宙で飼育されたマウスは地上のマウスと受精や出産の割合は変わらず、宇宙での滞在が繁殖能力に与える影響はほとんどないことが分かったという(読売テレビニュース日経新聞)。

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この実験では、マウスを国際宇宙ステーション(ISS)に送って35日間飼育した後に地球に生還させ、そのマウスの精子を分析した。その結果、宇宙で飼育されたマウスは地上のマウスと受精や出産の割合は変わらず、宇宙での滞在が繁殖能力に与える影響はほとんどないことが分かったという(読売テレビニュース日経新聞)。

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NASA、国際宇宙ステーションの民間利用拡大計画を発表

NASAは7日、国際宇宙ステーション(ISS)の民間利用拡大に関する計画の詳細を発表した(プレスリリース民間利用ポリシーの紹介価格設定FAQ)。

ISSの民間による利用は現在のところ研究開発に限られているが、今後は米企業による製造目的での利用にも拡大される。NASAでは当初、年間の宇宙飛行士のリソースおよび貨物容量の5%を割り当てるという。利用の条件としては、製造や商用アプリケーション開発に微小重力環境が必要なこと、またはNASAのミッションに関連すること、持続可能な地球低軌道経済の開発をサポートすること、のいずれかが求められる。

認可された民間利用に関連する作業はNASAの宇宙飛行士が割り当てられた時間内で行うが、必要な場合は民間宇宙飛行士が最大30日間ISSに滞在して作業を行うことも可能になる。NASAでは年に最大2回の民間宇宙飛行士ミッションを受け入れ可能であり、ミッションは民間資金による専用の打上げとなる。宇宙船はNASAの民間宇宙船によるクルー輸送計画で開発されたものが使われる。長期的には地球低軌道を宇宙旅行の目的地とし、より多くの人が訪れるようになることを見据えているとのことだ。

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ISSで電源系統の一部に問題が見つかり、補給ミッションが延期される

NASAは1日、SpaceXによる国際宇宙ステーションへの(ISS)補給ミッション「CRS-17」の打ち上げを3日3時11分(東部夏時間)に再設定したことを明らかにした(NASAのブログ記事The Vergeの記事The Registerの記事)。

国際宇宙ステーションでは4月29日、8つの電源系統のうち2つに電源を供給するMain Bus Switching Unit(MBSU)で問題が見つかったという。これによる滞在中のクルーへの影響はないが、1日と2日にMBSUをスペアと交換する作業を予定している。交換後に新しいMBSUの動作確認を行い、完全な状態でSpaceXのドッキングに備えるとのこと。CRS-17の打ち上げは4月30日に設定されていたが、4月27日の時点で5月1日に再設定され、4月30日には5月3日以降の打ち上げになると発表されていた。ブログ記事のタイトルは「5月3日3時11分よりも前に打ち上げられることはない」となっており、状況によってはさらに変更される可能性もある。

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国際宇宙ステーション初の女性宇宙飛行士2名による船外活動、サイズの合う宇宙服がそろわず取りやめに

NASAは国際宇宙ステーション(ISS)で初となる女性宇宙飛行士2名による船外活動を3月29日に計画していたが、サイズの合う2人分の宇宙服が用意できないため取りやめにしたそうだ(NASAのブログ記事GeekWireの記事The Vergeの記事Mashableの記事)。

29日の船外活動は3回にわたって行われる一連の船外活動の2回目で、1回目に引き続き太陽電池パネルに接続する充電池をニッケル水素充電池からリチウムイオン充電池に置き換える作業が予定されている。当初はNASAのアン・マクレイン宇宙飛行士とクリスティーナ・コック宇宙飛行士が任務を割り当てられており、女性だけによる初の船外活動になる予定だった。

1回目の船外活動をNASAのニック・ヘイグ宇宙飛行士とともに行ったマクレイン宇宙飛行士は、この船外活動を通じて宇宙服のファイバーグラス製の胴体部分は中サイズが自分に最もフィットすることがわかったと述べている。ISSには中サイズの胴体部分が2つあるが、実際に使用するには組み立てが必要になるため、29日までに用意できるのはコック宇宙飛行士が使用する1着のみとなっていた。

そのため任務の割り当てが変更され、29日の船外活動はコック宇宙飛行士とヘイグ宇宙飛行士により無事完了した。マクレイン宇宙飛行士はCSAのダビッド・サン-ジャック宇宙飛行士とともに、一連の船外活動3回目となる4月8日の任務にあたる。

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新宇宙ステーション建設計画 日本は居住棟担当 | NHKニュース

新宇宙ステーション建設計画 日本は居住棟担当 | NHKニュース

新宇宙ステーション建設計画 日本は居住棟担当 | NHKニュース

地球からおよそ38万キロ離れた月の軌道上に、新たに建設する計画の宇宙ステーションについて、NASA=アメリカ航空宇宙局などは、各国がどの部分を担当するのかをまとめた案を発表し、日本は、宇宙飛行士の「居住棟」を担当することになりました。 NASAと日本のJAXA、それにESA=ヨーロッパ宇宙機関などは...

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SpaceXのCrew Dragon宇宙船、無事地球へ帰還

SpaceXのCrew Dragon宇宙船が8日、国際宇宙ステーション(ISS)から地球へ無事に帰還した(NASAのプレスリリースSpaceXのニュース記事動画)。

Crew DragonはISSへのクルー輸送に向けた初の無人テストフライト「Crew Demo-1」ミッションで2日に打ち上げられ、翌3日にISSとドッキングしていた。8日にISSを離れたCrew Dragonはおよそ6時間後の日本時間22時45分、ケープカナベラル沖約370kmの大西洋上に着水。SpaceXが回収している。

今回のミッションでは民間による米有人宇宙船が初めて米国からISSに向けて打ち上げられ、初めてISSにドッキングした。また、米宇宙船が自律的にISSへドッキングするのも初めてであり、ISSとCrew Dragonのドッキングには新しい世界標準設計のアダプターが初めて使われている。このアダプターは将来のNASAの月探査ミッションでもOrion宇宙船が使用する計画とのこと。

SpaceXでは「乗客」のRipleyが集めたデータなど、今回のミッションで得たデータを処理したのちにCrew Dragonを改修し、夏に予定されているフライト中アボートテストと有人テストフライト「Crew Demo-2」ミッションに向けた準備を進める。NASA長官のジム・ブライデンスタイン氏は米民間宇宙船によるクルー輸送プログラムが一歩実現に近付いたとして、NASAとSpaceXのチームを祝福している。

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SpaceX、国際宇宙ステーションへのクルー輸送に向けた無人テストフライトの打ち上げに成功

SpaceXは2日、国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー輸送に向けた初の無人テストフライト「Crew Demo-1」ミッション(PDF)を実施した(NASAのプレスリリースNASAのブログ記事[1][2][3]動画)。

Crew Dragon宇宙船を載せたFalcon 9ロケットは東部時間2日2時49分、ケネディー宇宙センターLC-39Aから打ち上げられた。打ち上げから約11分後にCrew Dragonは切り離され、打ち上げは成功した。Falcon 9ロケット第1段は大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」に着陸し、回収も成功している。Crew Dragonは東部時間3日6時頃にISSへドッキングし、8日8時45分頃には地球へ帰還する予定だ。

Crew Dragonには約181kgの補給物資や機材が積まれているほか、「乗客」として女性型の人形「Ripley」が搭乗している。Ripleyはミッション中の宇宙飛行士の状態を調べるためのセンサーを搭載しており、地球帰還後にSpaceXがデータを回収する。

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NASA、国際宇宙ステーションへのクルー交代ミッションでロスコスモスとの追加契約を検討

headless曰く、

NASAは13日、国際宇宙ステーション(ISS)にクルーを輸送するため、ロスコスモスとの追加契約を検討していることを明らかにした(調達概要Ars TechnicaNASASpaceFlight.com)。

NASAは米民間宇宙船によるクルー交代ミッション計画でボーイングとSpaceXを2014年に選定し、翌2015年正式発注した。2017年にはクルー交代が可能になる予定だったが、現在はまだテスト飛行も実施されていない段階であり、クルー交代ミッション実施時期の見通しは立っていない。

しかし、NASAはソユーズの座席を2019年分までしか契約しておらず、ロスコスモスを率いるドミートリ・ロゴジン氏がロシア副首相時代に提案した方法でISSへクルーを送ることもできない。このままでは12月以降、ISSでは米国のクルーが不在となり、ISSの運用にも支障が生じる。

そのため、NASAは2019年秋と2020年春に打ち上げ予定のソユーズについて、それぞれ1座席の契約を検討している。これにより、2020年9月まではISSに米クルーが不在になることを回避できる。

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オランダの宇宙飛行士、国際宇宙ステーションから緊急通報番号に誤発信した体験を語る

ESA宇宙飛行士として2004年と2011年~2012年に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したオランダのアンドレ・カイパース氏が2日、オランダの公共ラジオ放送NPO Radio-1の番組「Met Het Oog Op Morgen」に出演し、誤ってISSから米国の緊急通報番号(911)に電話をかけてしまった体験を語っている(SlashGearの記事NOSの記事Hart van Nederlandの記事Kidsweekの記事)。

ISSの電話は米国・ヒューストンのジョンソン宇宙センター経由で電話回線に接続しており、外線に発信する場合は最初に「9」を押すのだという。国際電話の場合は続いて「011」を押すのだが、微小重力下で手元の定まらなかったカイパース氏は「0」を押しそこなってしまい(「9」を2度押した?)、「911」につながってしまったとのこと。翌日、カイパース氏は911に電話したかどうか確認する電子メールを受け取ったそうだ。

カイパース氏が911センターと何か会話をしたかどうかについては触れられていないが、911センターでは確認のためジョンソン宇宙センターにファーストリスポンダーを出動させたらしい。ファーストリスポンダーは電話のある部屋を探し当てたものの、そこには誰もいなかったとのこと。カイパース氏はISSに誰も出動してこなかったのは残念だったと、この話題を冗談で締めくくっている。

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ロシアの宇宙飛行士曰く、ISS空気漏れの原因となったソユーズの穴に関する尋問や拷問はまだ受けていない

headless曰く、

8月に国際宇宙ステーション(ISS)の空気漏れの原因となったソユーズMS-09の穴について、ロスコスモスのオレグ・アルテミエフ宇宙飛行士は地球に帰還後、まだ拷問は受けていないと記者会見で述べたそうだ(TASSInterfaxAPSlashGear)。

10月にソユーズMS-08で地球へ帰還したアルテミエフ宇宙飛行士は、捜査官や専門家から質問を受けたという。ただし、トラブル発生時の対応について聞かれただけで尋問ではなく、拷問もまだ受けていないと述べている。一方、先日ソユーズMS-09で地球に帰還したセルゲイ・プロコピエフ宇宙飛行士はまだ質問を受けていないとのこと。

プロコピエフ宇宙飛行士は空気漏れ発生時に穴を補修し、12月12日には船外活動で穴を外側から確認している。プロコピエフ宇宙飛行士は穴が内側からあけられたのは間違いないとしつつ、ISSクルーは協調してトラブルに対応しており、(ISSでNASAのクルーが穴をあけたなどという)ソーシャルメディアの投稿が間違いであることを強調している。

穴のあいたMS-09の軌道モジュールは大気圏で燃え尽きたが、船外活動で採取したサンプルなどはプロコピエフ宇宙飛行士らとともに地球に送られており、現在調査が行われている。宇宙空間で宇宙船の隕石保護層を取り外した調査が行われたのは、12日の船外活動が史上初とのことだ。

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国際宇宙ステーションの空気漏れの原因となったソユーズMS-09、地球に無事帰還

国際宇宙ステーション(ISS)の第56/57次長期滞在クルーを乗せたソユーズMS-09が20日、地球に無事帰還した(NASAのプレスリリース)。

ソユーズMS-09は8月、ISSの空気漏れの原因となる人為的な穿孔が軌道モジュールで発見されていた。穿孔はカプトンテープによる応急処置の後、ソユーズコマンダーのセルゲイ・プロコピエフ宇宙飛行士がエポキシ樹脂を塗ったガーゼワイプで補修した。12月12日にはプロコピエフ宇宙飛行士とソユーズMS-11コマンダーのオレグ・コノネンコ宇宙飛行士が船外活動で外側から確認している。

今回地球に帰還したのはプロコピエフ宇宙飛行士とNASAのセリーナ・アウニョン-チャンセラー宇宙飛行士、第57次長期滞在ミッションのコマンダーでESAのアレクサンダー・ゲルスト宇宙飛行士の3名。12月3日に打ち上げられたソユーズMS-11でNASAのアン・マクレイン宇宙飛行士がISSに到着して以降16日間、NASAの宇宙飛行士は2名とも女性だった。ISSにNASAの宇宙飛行士が2名のみ滞在している状況で、2名とも女性の宇宙飛行士となるのは今回が初めてだったという。

ソユーズ(MS-12)による次回のクルー輸送ミッションは来年2月28日に予定されている。このミッションでは打ち上げが失敗したソユーズMS-10でISSに向かう予定だったロスコスモスのアレクセイ・オプチニン宇宙飛行士とNASAのニック・ヘイグ宇宙飛行士に加え、NASAのクリスティーナ・コック宇宙飛行士が第59次長期滞在クルーとしてISSに向かう。

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ISSで8月に空気漏れの原因となったソユーズの穴、ロシアの宇宙飛行士が船外活動で外側から確認

国際宇宙ステーション(ISS)で日本時間12日、ロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ宇宙飛行士とオレグ・コノネンコ宇宙飛行士による船外活動が実施された(NASAのブログ記事[1][2]ISSのツイート[1][2])。

今回の船外活動では、8月に空気漏れの原因となったソユーズMS-09軌道モジュールの穿孔を外側から調査している。まず、穿孔の位置にあたる部分の断熱材をコノネンコ宇宙飛行士がナイフで切り開き、内側からパッチが当てられた黒い点を確認。写真撮影や試料採取を行ったのち、サーマルブランケットを当てて切り開いた部分を元に戻したとのこと。

MS-09はプロコピエフ宇宙飛行士とNASAのセリーナ・アウニョン-チャンセラー宇宙飛行士、ESAのアレクサンダー・ゲルスト宇宙飛行士を乗せ、20日に地球へ帰還する予定だ。なお、軌道モジュールはISSからのドッキング解除後に切り離され、大気圏で燃え尽きることとなる。

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