「サイエンス」カテゴリーアーカイブ

血液型でノロウイルス感染症のかかりやすさが異なる

乾燥しやすい冬を中心に猛威を振るうノロウイルスはウイルス性胃腸炎を引き起こすことで知られています。その感染力は高く、ウイルスに対する免疫もすぐに失われてしまうことから、予防手段は「徹底した衛生管理」のみ。そんなノロウイルスの感染症に血液型によっては耐性をもつ場合があると、インディアナ大学の生物学者であるパトリシア・フォスター氏が解説しています。

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1万5000年前から眠る新種の古代ウイルスが氷河の中から発見される

中国北西部のチベット高原におよそ1万5000年前から存在する氷河で採掘された氷のサンプルから、30種類以上のウイルスが発見されたと報告されています。研究チームによると、サンプルから見つかった33種類のうち、28種類はこれまで発見されたことのない未知のウイルスだったとのことです。

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「ストレスが白髪を生み出すメカニズム」が解明される

フランス革命で処刑されたマリー・アントワネットが、処刑の前日に一夜にして白髪になったという逸話のように、「ストレスが髪を白くする」とする話が多数伝えられていますが、そのメカニズムは長らく不明でした。アメリカのハーバード大学とブラジルのサンパウロ大学の合同研究チームが、マウスを使った動物実験によって、そのメカニズムを解明しています。

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月の表面から酸素を抽出するための実験プラントが開設、生命維持や宇宙船の燃料に活用できる可能性

月には大気がなく、月面に着陸した宇宙飛行士が呼吸を行うことはできませんが、実は月面の堆積物(レゴリス)には多量の酸素が含まれていることがわかっています。そんな月の表面に存在する酸素を抽出するシステムを開発するため、オランダにある欧州宇宙技術研究センター(ESTEC)に専用の実験施設が開設されました。

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タンパク質の立体構造を予測するシステムが機械学習によって大きく進歩している

タンパク質は22種類のアミノ酸が鎖状に多数連結してできた巨大な分子で、細胞内の化学的・機械的プロセスに深く関与しています。そんなタンパク質の立体構造を把握するシステムの開発が、機械学習によって大きく進歩しているとのことです。

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睾丸を大きくして精子を増やしてくれるサプリメントとは?

これまで男性不妊の治療に用いられてきた亜鉛や葉酸のサプリメントには、「精子を増やす効果がない」ことが研究により明らかになっています。そんな中、睾丸(こうがん)の中にある精巣のサイズを大きくして、精液の量や精子の数を増やしてくれる可能性を秘めたサプリメントが突き止められました。

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原発の放射性廃棄物を電池としてリサイクルできる「ダイヤモンド電池」の研究が進んでいる

原子力発電などに伴って発生する放射性廃棄物は、産業利用が終わった後も継続して有害な放射線を放出しているため、厳重な取扱いが必要です。そんな放射性廃棄物を電池としてリサイクルする、「ダイヤモンド電池」の研究が進んでいます。

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「がん細胞だけを殺す新型の免疫細胞」をCRISPR-Cas9で開発することに成功

厚生労働省の統計によると、1歳から94歳までの死因でトップ3に悪性新生物(がん)がランクインしており、「いかにがんを克服するか」という目標を掲げて、世界各国で医療研究が精力的に行われています。そんな中、CRISPR-Cas9を応用したゲノム編集技術で「がん細胞だけを識別して殺す免疫細胞」が開発されたと報告されました。

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百日咳が抗生物質が効かない「スーパーバグ」に進化しつつあると研究者が報告

「完治には100日かかる」といわれるほど長期にわたる病状が特徴的な呼吸器感染症「百日咳」が、抗生物質に耐性を持つ「薬剤耐性菌(スーパーバグ)」になりつつあることをオーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究チームが明らかにしました。

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「DNAを用いて900までの平方根を計算可能なDNAコンピューター」が開発される

DNAコンピューターとは、4種類の塩基で構成されるデオキシリボ核酸(DNA)を用いて試験管の中で計算を行うという、電子機器とは全く異なる仕組みのコンピューターです。アメリカ・ロチェスター大学の研究チームは、900までの平方根を計算できるDNAコンピューターを開発したと報告しました。

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「SpaceXの人工衛星が明るすぎて宇宙研究を破壊してしまう」という懸念

AmazonやGoogle、SpaceXといった民間企業が宇宙事業に進出していますが、技術に規制が追いついておらず、宇宙ゴミ「スペースデブリ」の問題など、懸念点も多く残されています。その1つとして「SpaceXが打ち上げた人工衛星が明るすぎる」という問題が挙げられ、世界中の天文学者が「宇宙研究の脅威になる」として解決策に頭を抱えています。

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機械学習のアルゴリズムはドーパミン神経によって脳にも実装されていることが判明

決まった時間にブザーを鳴らし餌をやることでブザーが鳴るだけで唾液が出るようになったパブロフの犬のように、生物の脳や神経構造は長い間科学者の研究対象となっています。また、脳の仕組みを参考にしたニューラルネットワークなど、人工知能の開発に脳神経の研究が用いられることもあります。そんな中、世界最強の囲碁プログラム「AlphaGo」を開発したDeepMindが、機械学習のアルゴリズムがドーパミン神経によって脳にも備わっていることを発見しました。

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最速で飛行機の搭乗を行う方法を物理学者が調べたら直観に反した結果に

飛行機に搭乗する際には、ファーストクラスの人や子ども、高齢者が優先的に搭乗するようになっていますが、どのような順序で搭乗を行えば最も効率的なのか?という問題は、いまだ解決していないところ。そんななか、物理学者が「搭乗に時間がかかる人」と「搭乗を速く行える人」のどちらを先に搭乗させるべきかをシミュレーションしたところ、直観に反して「搭乗に時間がかかる人を先に乗せた方が搭乗完了までにかかる時間は短い」ということが示されました。

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海温が史上最高記録を更新、毎秒5個の原爆が海で爆発している計算

「2019年の気温は観測史上第2位」だということが分かっていますが、今回新たに「2019年の海温はこれまで観測された中で最も高かった」ことが判明しました。専門家は、上昇した海水温を原子爆弾の熱エネルギーに換算すると、毎秒5個の原子爆弾を昼夜を問わず休みなく爆発させ続けなければならない計算になると警鐘を鳴らしています。

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「引きこもり」の新定義を専門家が提唱、日本だけでなく世界に共通する病理と指摘

「引きこもり」は仕事や学校に行かずに家に引きこもっている人のことを指す言葉であり、1990年代後半に日本で大きく問題視されはじめました。そんな引きこもりが今や世界に共通する病理になっているとして、九州大学やアメリカ・オレゴン健康科学大学の専門家らが、引きこもりについての新たな定義を提案して治療に役立てようとしています。

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赤ちゃんと大人の脳は「一緒に遊ぶと同期する」と判明、赤ちゃんが大人をリードすることも

過去の研究により「見つめ合う2人の脳は同期している」ことが判明していますが、さらに「一緒に遊んでいる赤ちゃんと大人の脳も同期している」ことが、新たな研究により突き止められました。しかも、研究に際して行われた実験では、赤ちゃんの脳の方が大人の脳をリードしている様子も観察されたとのことです。

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世界で初めて認可されたエボラ出血熱ワクチン「rVSV-ZEBOV」開発秘話

致死率80%にも上るといわれるエボラ出血熱の世界初となるワクチン「rVSV-ZEBOV(商品名:Ervebo)」が、2019年11月にEUによって、2019年12月にアメリカ食品医薬品局(FDA)によって認可されました。このrVSV-ZEBOVがどのように開発されてきたのかについて、海外ニュースメディアのSTATが解説しています。

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世界最強クラスの中性子ビームで「ビールの完璧な泡立たせ方」が解明されるかもしれない

洗剤やビールの表面に浮かぶ泡は成分や大きさによって性質が異なり、昔から多くの科学者によって研究されています。そんな泡を、世界最強クラスの中性子ビームを使って解析するという研究方法をイギリスの科学者が提案。「科学的に完璧なビールの泡立たせ方が解き明かされるかもしれない」と期待されています。

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「人間の尿から肥料を大量生産する技術をすぐにでも確立すべき」という主張

植物が成長するために不可欠な栄養素は窒素・リン酸・カリウムの3種類だといわれています。そのうち、リン酸はリン鉱石から作られますが、リン鉱石は限られた資源であるため、供給不足が問題となっています。そんなリン酸を入手するため、「人間の尿から肥料を生産する技術を早く確立させなければならない」と、シドニー工科大学の博士研究員であるフェレリコ・ヴォルピン氏が主張しています。

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都会暮らしはうつ病や不安障害のリスクを高める一方でメンタルヘルスにメリットも与える

都会暮らしによってうつ病や不安障害のリスクが高くなることは広く知られており、「都市生活はうつ病の原因となる物質にあふれている」という研究結果も発表されています。その一方で、都会暮らしがメンタルヘルスに与えるのは害だけではなく、メリットも与えることが指摘されています。

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しらす加工品に混入したフグ稚魚の種判別と毒性

しらす加工品に混入したフグ稚魚の種判別と毒性

しらす加工品に混入したフグ稚魚の種判別と毒性

市販のしらす加工品にフグ稚魚が混入した事例が,2014年9月に多数報告され,商品の回収等が行われた.フグ稚魚の毒性に関する知見は少なく,フグ稚魚が混入したしらす加工品の安全性を評価するため,混入フグ稚魚の種と毒性を調べた.2014年7~9月に各地で製造されたしらす加工品17試料を用い,ミトコンドリアDNA 16S rR...

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人間の体温は1800年代から低下していることが判明、その理由とは?

どうにも気分が優れず「風邪を引いたかも」と思った時、まずは体温計で自分の体温を測る人は多いはず。38度~39度であれば確実に熱があるといえますが、37度前後だと微熱なのか平熱が高いのか微妙なラインであり、判断するためには普段から自分の体温を把握することが重要です。そんな人間の体温が200年前から少しずつ低下していることが大規模なデータから判明したと、スタンフォード大学医学部の研究チームが報告しています。

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音楽が呼び起こす「13の感情」が分類される

聞いているだけでハッピーな気分になる曲もあれば、ジョーズのテーマ曲のように「危険が迫っている」と本能に訴えかける曲もあります。アメリカのカリフォルニア大学バークレー校やオランダのアムステルダム大学の共同研究チームが、それぞれの曲が呼び起こす感情を調査によって決定し、マッピングしました。

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人間の脳は、手に持った道具の感触を身体と同様に認識していることが明らかに | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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人間の脳は、手に持った道具の感触を身体と同様に認識していることが明らかに | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

<リヨン第1大学の研究者が、人間の脳は手に持った道具に伝わる感触を自身の感触と同様に認識しているという研究を発表した ......> 私たちは、身体に何かが直接触れてなくても、その物体が接触した位置を感知できる。たとえば、手に持った棒で物を打つと、見ていなくても物が棒のどこに接触したか見当がつく。 仏クロ...

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