「サイエンス」カテゴリーアーカイブ

指に針を刺すだけであらゆる病気を検知できる可能性を秘めたバイオセンサーが開発される

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、ごくわずかな血液サンプルと短時間の検査で敗血症を検知することができる小型センサーを開発しました。この技術は、将来的には敗血症だけでなく、血液中にバイオマーカーが現れるさまざまな疾病の検査に応用できることが期待されています。

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「火星移住者は赤ワインを飲むべし」という実験結果

赤ワインにはポリフェノールなどの成分が含まれているため、習慣的に赤ワインを飲むことでさまざまな効能が得られることが分かっています。さらに、最近の研究により赤ワインには「火星のような低重力下における筋力の低下を抑える効果」があることが判明しました。

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太っていることが悪いのではなく「太っていることを蔑視する社会」に問題がある

肥満が社会問題として叫ばれている近年ですが、科学者であり作家のLinda Bacon氏とダイエット栄養士のAmee Severson氏は「肥満が問題視されることの問題」を指摘しています。肥満と罹患(りかん)率・死亡率の因果関係は科学的に不明瞭であるにも関わらず、肥満を非難し個人あるいは集団の「体」に不名誉を与え、恥だとみなすことは、太っている人々にとって有害であると共に、やせている人に恐怖や偏見を植え付けるとのこと。「体」を対象にした新しい差別としての「肥満」について、二人の専門家が主張しています。

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万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチは流体力学の天才でもあった

レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画の才によってモナリザを生み出し「史上最高の画家」と呼ばれているだけでなく、音楽、建築学、数学、幾何学、天文学、地質学、物理学など幅広い分野で同時代の人間を圧倒する業績を残して「万能の天才」と呼ばています。そんなダ・ヴィンチの「液体の研究」に焦点を当てた記事をNatureが公開しています。

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拒食症は単なる精神医学的な問題ではない、という新たな可能性

拒食症などの摂食障害は精神障害の一種とされていますが、新たな研究で拒食症が「脂肪を燃やすこと」といった代謝と遺伝子的に関係する可能性が示されました。これまで心理的な治療が主に行われてきた摂食障害ですが、新たな治療法の扉が開かれるかもしれない、と期待が寄せられています。

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月面4番乗りを目指したインドのチャンドラヤーン2号が発射時刻1時間前に打ち上げ中止

インド宇宙研究機関(ISRO)は、2019年7月15日午前2時51分(日本時間の午前6時21分)に予定していたインドの月面探査機「チャンドラヤーン2号」の打ち上げを中止したと発表しました。当局は打ち上げ中止を「技術的な問題」のためとしていますが、原因の詳細は明らかになっていません。

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脳のスキャンデータから「理解度」を数値化してくれる機械学習アルゴリズムが誕生

勉強は大事なことですが、その成果ともいえる「理解度」を調べるためにはテストを受けなければならない場合がほとんどです。そんな中、ダートマス大学の心理学者と工学者の共同研究チームは、脳のスキャンデータから理解度を測定する機械学習アルゴリズムを開発しました。

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なぜ緑色の石を浜辺に敷き詰めることで地球温暖化を防ぐことができるのか?

二酸化炭素は地球温暖化の大きな原因とされており、世界中の研究者らはさまざまな方法で二酸化炭素の排出量を抑制したり、大気中の二酸化炭素を吸収したりする方法を考えています。そんな方法の1つとして、マグマが冷え固まってできた火成岩中に含まれる美しいオリーブ色の鉱物、カンラン石を用いて地球温暖化を防ごうというプロジェクトが、「Project Vesta」です。

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花火で青色を出すのが難しい理由とは?

色とりどりの花火が夜空を彩る花火大会は日本の夏の風物詩ですが、アメリカでも7月4日の独立記念日には各地で盛大な花火大会が催されるのが通例です。そんな花火の中でも「青い花火」が一番難しい理由について、パデュー大学の化学講師にして世界最大の花火愛好家コミュニティPyrotechnics Guild Internationalのリーダーでもあるポール・スミス氏が語っています。

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「親が経験したことも遺伝して子孫に受け継がれる」という研究結果

19世紀、オーストリアの司祭だったグレゴール・ヨハン・メンデルはエンドウマメの交配実験から、生き物が持つ形や性質が子孫に遺伝することを発見しました。それ以来、子孫に遺伝するのは「遺伝子」という形で生まれつきに持っている要素のみだといわれてきましたが、近年は親のストレスや記憶も遺伝する可能性が指摘されています。そんな中、Geisel School of Medicineの研究チームが新たに「親が後天的に得た経験も子どもに遺伝する」ことを示す実験結果を報告しています。

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うんこは「茶色いダイヤ」 腸内細菌、新薬に効く  :日本経済新聞

うんこは「茶色いダイヤ」 腸内細菌、新薬に効く  :日本経済新聞

うんこは「茶色いダイヤ」 腸内細菌、新薬に効く  :日本経済新聞

ヒトのふん便に含まれる100兆個の細菌を病気の治療に生かす研究開発が加速し始めた。解析技術が進化し、腸内細菌と病気の関係が詳しくわかってきたためで、中堅製薬の日東薬品工業(京都府向日市)は動脈硬化の治療薬の開発に着手。人工知能(AI)を活用した予防技術の開発も進む。2020年代半ば以降の1兆円市場をにらみ...

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月の裏側に電波望遠鏡を設置することにどんなメリットがあるのか?

月は常に同じ面を地球側に向けており、地球上の人々は月の裏側を見ることができません。2019年には中国の小型衛星が裏側から見た月の写真を撮影したり、2000兆トンもある超巨大な金属塊が眠っていると報告されたりして月の裏側に注目が集まっていますが、天文学者らの中には「月の裏側に電波望遠鏡を設置する」ことに興味を持っている人々もいます。

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中国の大気汚染が2000億円以上の損害を太陽光発電にもたらしているという研究結果

中国は長年大気汚染問題に悩まされており、過去には「きれいな空気」が入っただけのボトルが飛ぶように売れたり、「世界最大の空気清浄機」が建設されたりしています。長らく問題視されている中国の大気汚染問題ですが、その影響により太陽光発電による見込み発電量が、平均で13%も低下しているという最新の調査報告書が公開されました。

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適度な「ノイズ」が人間のパフォーマンスをブーストしてくれるかもしれない

誰かのせき払い、空調のモーター音、椅子のきしむ音、キーボードのタイピング音など、静かな空間でも完全に無音ということはありません。雑音が気になるという人も多いはずですが、雑音がむしろ人の認知機能をブーストしてくれる可能性があることが報じられています。

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子どもの手足がマヒしてしまい最悪の場合死に至る「急性弛緩性脊髄炎(AFM)」とは?

急性弛緩性脊髄炎(AFM)とは、腕や足の脱力やマヒが突如現れる急性灰白髄炎(ポリオ)に似た病気であり、MRIスキャンによる脊髄の病変によって特徴付けられています。AFMはほとんどの場合子どもが発症する病気であり、時には後遺症が残ったり呼吸困難を起こして死亡したりするケースもありますが、記事作成時点でも原因や治療法などが明確になっていません。研究者らはAFMについての情報を集め、対策や有効な治療法について研究しています。

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抗生物質が効かない「スーパーバグ」を生み出さない新たな抗生物質の開発に前進

1928年にペニシリンが発見されたことによって開発が始まった抗生物質は、現代医学を大きく進歩させたといわれています。しかし、近年では抗生物質に耐性を持つ「スーパーバグ」が誕生し、多くの医学研究者らがスーパーバグに対抗する方法を模索している状況です。そんな中、レンヌ第1大学の研究チームは多くの抗生物質に耐性を持つ細菌に有効で、かつ細菌が新たに耐性を獲得できない新しい化合物を開発したことを発表しました。

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四肢麻痺の患者が神経移植手術により腕の機能を回復することに成功

四肢麻痺とは、外傷による神経の損傷などが原因となり、両腕と両足がともに動かせなくなってしまう症状です。この四肢麻痺の状態になると体をほとんど動かせなくなるため、患者は普通の生活がほぼ不可能になってしまいますが、新しい手術の手法により、四肢麻痺患者らが腕の機能を回復することに成功していたことが分かりました。

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「宇宙人がコンタクトしてきたらどうするべきか?」問題について過去最大規模の世論調査が実施中

英国SETI研究ネットワークが、地球外生命体への対応に関する国際的な協定を策定するプロジェクト「A Message from Afar」を開始しました。このプロジェクトでは「宇宙人がコンタクトしてきた場合の対応方法」についてインターネット上で広く意見を募っており、イギリスの新聞社The Guardianの報道によると、公的機関が実施する同様の調査としては過去最大規模の世論調査だということです。

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永久凍土が溶けることで放出される炭素量が想定以上だったことが判明、地球温暖化対策に影響か

地球温暖化は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが原因で引き起こされていますが、二酸化炭素濃度が上昇する要因には化石燃料の使用や森林伐採といったもののほかに、「永久凍土の溶解」というものもあります。永久凍土が溶けることで中に閉じ込められている炭素が大気中に放出されてしまうそうで、北アリゾナ大学の研究チームが永久凍土溶解による炭素放出量を調査した結果を発表しました。

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「笑顔を作ればハッピーになる」という「表情フィードバック仮説」とは?

人間をはじめとする動物は、自分の感情を表情や身振り手振りで表現することで、他人と非言語コミュニケーションを図ることができます。そんな人間の表情について、「感情が表情を生み出すのではなく、表情が感情を作り出すのではないか」という仮説が「表情フィードバック仮説」です。そんな表情フィードバック仮説を検証するさまざまな研究について、海外メディアのNational Public Radioが解説しています。

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生理前の暴走する食欲に歯止めをかける方法

「月経前症候群(PMS)」には「頭痛」「だるさ」といった身体的な症状から「無気力」「感情の起伏が激しくなる」といった精神的な症状までさまざまなものがありますが、その1つとして「食欲が増す」というものも存在します。なぜ生理前になると食欲が増してしまうのか、食欲を取り除くにはどうすればいいのかを南カリフォルニア大学産科婦人科准教授のサラ・トゥーグッド氏が解説しています。

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見た目が人間に近づくと嫌悪感が高まる「不気味の谷現象」を引き起こす脳の領域が明らかに

絵画やロボットなどの人間ではないものを人間に似せて作る際、その再現度が高くなればなるほど人間は高い好感度を感じるようになります。しかし、人間に似過ぎてくると、ある一定のラインから違和感や恐怖感、薄気味悪さのようなものを感じるようになることが調査により明らかになっており、これを「不気味の谷現象」と呼びます。この不気味の谷を越えることが人間に似せたロボットなどにおける大きな課題だったのですが、最新の研究により「なぜ不気味の谷現象が起こるのか?」ということについての新しい知見が明らかになっています。

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睡眠と夢は周囲の気温に大きく影響される

夢についてはまだわかっていないことが多くありますが、「夢はその日の出来事を精神的に処理する手段である」という仮説が一般的です。例えば、日々新しいことを発見し続ける赤ちゃんが大人の倍以上も眠って過ごしていることもこの仮説で説明できるとのこと。スイスのベルン大学の研究チームが、夢を見やすいレム睡眠の時間とタイミングは周囲の気温に大きく影響されるという実験結果を発表しました。

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アスリートの持久力をブーストさせる腸内細菌とは?

近年の研究により腸内細菌は人の食べ物の好みや気分に重要な影響を与えていることが分かってきており、その様子から「腸は第2の脳である」といわれることもあります。さらに最近の研究により、人をアスリートにする腸内細菌が存在する可能性があることが突き止められました。

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アスリートの持久力をブーストさせる腸内細菌とは?

近年の研究により腸内細菌は人の食べ物の好みや気分に重要な影響を与えていることが分かってきており、その様子から「腸は第2の脳である」といわれることもあります。さらに最近の研究により、人をアスリートにする腸内細菌が存在する可能性があることが突き止められました。

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