「サイエンス, 食,」カテゴリーアーカイブ

先史時代の人類は「動物の骨髄」を保存食にしていた

先史時代の人類は農耕が開始される以前、動植物の狩猟や採集を食生活の基盤とする狩猟採集社会を営んでいました。そんな先史時代の人々にとっては動物の骨髄も重要な栄養源であったことが知られていますが、先史時代の人々は動物の骨を保存容器代わりにして、骨髄を保存食としていたとする研究結果が発表されました。

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つい夜中に高カロリーなジャンクフードを食べてしまう原因は「睡眠不足」かもしれない

夜遅くまで作業をしていると小腹が空いてしまい、つい夜食やおやつを食べてしまう人は多いはず。人は睡眠が不足していると「食べ物の匂いに敏感になってしまい、高カロリーな食べ物に手を伸ばしやすい」ことを示唆する研究結果を、ノースウェスタン大学の研究チームが発表しました。

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「父親も子作り前の半年間はアルコール摂取を控えるべき」と研究者が主張、研究には懐疑的な見方も

「母親は妊娠中にアルコールを飲むべきではない」という主張は広く受け入れられていますが、直接体内で胎児を育てるわけではない父親の影響は見過ごされがちです。そこで、中国の研究チームは両親の飲酒が胎児の先天性心疾患に与える影響を調査し、「父親も子作り前の6カ月間はアルコールを摂取するべきではない」と主張しています。

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宇宙で3Dプリンターを使って牛肉を作るという研究

人工肉といえばバーガーキングが自社メニューに採用したImpossible Foodsや、マクドナルドやケンタッキーが使用するBeyond Meatなどがありますが、イスラエルのスタートアップであるAleph Farmsは、地球から約400km離れた上空を飛行する国際宇宙ステーション(ISS)で、人工肉の作成に挑戦しています。

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地球温暖化を止めるには私たちが「肉や乳製品を食べなくなる」ことが不可欠

地球温暖化は動植物だけでなく人間の将来も脅かす深刻な問題であり、地球温暖化に対処するには「たとえ不都合があろうとも人々が食生活を改めて、動物由来の食物を食べないようにするべきだ」と、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の著者として知られるジョナサン・サフラン・フォア氏が主張しています。

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マクドナルドが動物不使用の人工肉「Beyond Meat」を使ったハンバーガーを提供開始

近年は100%植物原料なのに焼くと肉汁が滴り匂いも肉そのものだという新しいタイプの人工肉が登場しており、実際に消費者の口に届くようになってきています。100%植物原料の「Impossible Foods」を使ったバーガーの提供を開始したバーガーキングや、肉を使わないフライドチキンをスタートさせたケンタッキーに続き、マクドナルドも2019年9月30日からカナダ・オンタリオ州の店舗で人工肉「Beyond Meat」を使ったバーガーの提供を試験的に開始すると報じられました。

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プラスチック製ティーバッグが100億個以上のプラスチック粒子をカップに放出していると判明

かつてのティーバッグは紙製のものが主流でしたが、近年では絹のような手ざわりときめ細かいメッシュを実現した、プラスチック製のディーバッグが広く使われています。研究者がプラスチック製ティーバッグについて調査したところ、紅茶を抽出する際に膨大な量のプラスチック粒子をティーカップの中に放出していることが明らかとなりました。

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「炭水化物や脂質は肥満の直接の原因ではない」という肥満の新理論とは?

過去の研究により「肉・乳製品など高タンパクな食事は心疾患のリスクを増加させる」ことや「砂糖を控えるとメタボが劇的に改善する」ことが判明していることから、肥満の原因は炭水化物や脂肪分の摂り過ぎだというのが一般的な常識となりつつあります。しかし、栄養学者のケビン・ホール氏は「炭水化物や脂質は肥満の直接の原因ではない」と主張し、「真の肥満の原因」について説明しています。

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バターのようにクリーミーなのに80%が水という低カロリーのスプレッドが開発される

バターは10gあたり75kcalほどで、そのほとんどが脂肪で構成される高カロリーな食品ですが、新たに食品科学者たちは構成要素の80%が水という低カロリーのバターっぽいスプレッドを開発しました。このバターっぽいスプレッドは大さじ1杯あたり25.2kcalとのことです。

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人間は「牛乳を飲むとお腹を下してしまう」時代から牛乳を愛していたという証拠が見つかる

牛乳が大好物で毎朝のように牛乳を飲んでいるという人がいる一方、「牛乳を飲むとお腹を下してしまう」という人も多いもの。実は、人間が動物の乳を飲んでも大丈夫になったのは比較的最近のことだと判明していますが、新石器時代の遺跡から発見された人骨を調査したところ、「動物の乳に耐性がない時代の人も牛乳由来の食物を摂取していた」ことがわかりました。

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人間は「牛乳を飲むとお腹を下してしまう」時代から牛乳を愛していたという証拠が見つかる

牛乳が大好物で毎朝のように牛乳を飲んでいるという人がいる一方、「牛乳を飲むとお腹を下してしまう」という人も多いもの。実は、人間が動物の乳を飲んでも大丈夫になったのは比較的最近のことだと判明していますが、新石器時代の遺跡から発見された人骨を調査したところ、「動物の乳に耐性がない時代の人も牛乳由来の食物を摂取していた」ことがわかりました。

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「36時間断食して次の12時間で食べる」という方法で免疫系を強く保ったまま減量できる

ダイエットの方法は時代とともに変化していますが、近年注目されているのが断食を行う時間と制限された食事を行う時間を繰り返す「断続的断食/間欠的断食」と呼ばれる方法。一言で断続的断食といっても断食時間・食事可能な時間の割合はさまざまで、16時間-8時間とするものもあれば、19時間-5時間、あるいは週に2日だけ24時間断食をするタイプも存在します。その中でも、36時間断食して次の12時間で食事をするAlternate Day Fasting(ADF)と呼ばれる断食法が特に有名ですが、ADFが実際に体に変化をもたらすのかを60人の被験者に対して実験した研究が発表されました。

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ジャンクフードしか食べなかった10代の少年が「失明状態」になってしまう

ジャンクフードはお手軽で人をやみつきにさせる魅力がありますが、あまりジャンクフードばかり食べていると健康に悪影響が出ることが知られています。長年にわたってジャンクフードしか食べていなかったイングランドに住む10代の少年が、失明状態になってしまったことが報告されました。

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カモミールティーには睡眠を改善する効果があるのか?

カモミールの花を乾燥させてお湯を注いだカモミールティーは、安眠やリラックス作用があるとされており、世界中の人々に愛飲されています。そんなカモミールティーには本当に安眠効果があるのかどうかについて、サイエンス系メディアのLive Scienceがまとめています。

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牛乳の賞味期限を従来の4倍に伸ばす新技術の実用化に科学者が成功

牛乳の新たな低温殺菌方法が研究者によって実用化され、従来の低温殺菌方法と比較して牛乳の賞味期限が4倍に伸びたと発表されました。ニュースメディアのQuartzによると、今回実用化された新技術のもととなったアイデアは冷戦下のソ連で開発されたものだそうです。

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1日に3杯以上のコーヒーを飲むと片頭痛が発生しやすくなると判明

片頭痛は脈打つような痛みやおう吐を伴い、時には頭が痛すぎて何も手につかないほど激しい症状になる人もいます。「カフェインの含まれた飲み物を飲むと片頭痛になる」という説を信じている人も多いことから、研究者が実際にカフェイン入り飲料と片頭痛の関係性を調査した結果、「1日1、2杯までのカフェイン入り飲料はセーフだが、3杯以上になると片頭痛のリスクが上がる」と判明しました。

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科学の力で「おいしさそのままな低脂肪ポテトチップス」が開発される

ポテトチップスは食べ出すと手が止まらなくなるほどおいしいものですが、脂質が多いために不健康な食品であることも知られています。そんな中、おいしさをキープしたまま使用する油を減らしたポテトチップスが科学の力によって開発されました。

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99.7%の精度で偽造ウイスキーを見抜ける「人工舌」が開発される

まるで人間の舌のように偽造ウイスキーを見抜くことができる小型のセンサーが開発されました。このセンサーはウイスキーではないものを見抜けるだけでなく、ウイスキーの熟成年数や熟成させたタルの違いまで判別することで、その銘柄まで高い精度で特定することが可能だとのことです。

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流体力学を活用して「完璧なクレープの作り方」を導き出した物理学者が登場

フライパンでおいしいクレープを作ろうとしても、火が均一に通るような均等な厚さのクレープを作るのは難しいもの。そんなクレープ作りについて、流体力学を専門とする物理学者が、自分の頭脳とコンピューターシミュレーションを駆使して、「完璧なクレープの作り方」を導き出しました。

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「チーズ作りの副産物による発電」が実用化される

二酸化炭素などの温室効果ガスによる地球温暖化といった環境問題に対する意識の高まりから、植物を原料にしたバイオ燃料や再生可能エネルギーへの注目度は年々上昇しつつあります。イギリスではなんと「チーズ」作りの副産物を利用した発電方法が実用化されつつあり、チーズ工場と発電施設が契約を結んだことが発表されています。

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マカダミアナッツの遺伝的多様性は非常に乏しく商業栽培種の70%が単一の起源を持つ

マカダミアの種子はマカダミアナッツと呼ばれ、食用としてチョコレートやクッキーなどに広く使われています。そんなマカダミアは遺伝的多様性に乏しく、世界中の果樹園で育つマカダミアのうち70%が単一の起源を持つことが、遺伝子研究から明らかになりました。

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ハーブティーを飲んだ男性が「オーバードーズ」で緊急入院してしまう

甘草はユーラシア大陸や北アメリカに自生するマメ科の植物で、生薬などに使われるほか、独特の香気を生かして、サルミアッキやルートビアなどに甘味料としても使われています。そんな甘草はハーブティーにして飲む楽しみ方も知られていますが、高齢の男性が甘草のお茶を飲んだ結果、「甘草の過剰摂取」によって入院してしまった事例が報告されています。

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「コーヒーのことを考える」だけで覚醒度が上昇してより具体的な思考ができるかもしれない

コーヒーを飲むとスッキリした気分になったり、思考能力が上がったりすると感じる人は多いはず。実際にコーヒーを飲まなくても、「コーヒーの香りを嗅ぐ」だけで脳の働きが活発になるという研究結果もありますが、研究者らは「コーヒーのことを考える」だけでも覚醒度が上昇し、より具体的な思考ができるようになることを突き止めました。

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ストレスがある時に高脂肪の食事をすると通常時よりも太りやすい

同じ分だけ高脂肪の食事をとっても、ストレスを感じている時は、ストレスを感じていない時に比べてより体重の増加が大きくなることがマウスを対象とした実験で示されました。研究者は、マウスと人間が同じシステムを持っていることから、人間でもこのような事態が起こりうるとみています。

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100年以上も謎だった「とろりとしたチョコレートの舌触り」の裏にある科学を物理学者が究明

チョコレートが口の中でとろりと滑らかに溶けるには「コンチング」という練り上げの作業が重要になりますが、なぜコンチングによってチョコレート特有の舌触りが生まれるのかという科学的な理解は、これまでほとんど進んでいませんでした。そこで、物理学者たちが「チョコレートの舌触りの秘密」を究明し、人々を夢中にさせるチョコレートの裏にある科学を明らかにしました。

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人類がコーヒーやビールを愛するのは「味ではなく心」の影響だという研究結果

食べ物や飲み物の好みが人によって違うということは誰もが知っていますが、それがなぜなのかは実はよく分かっていません。それでも、苦味に敏感な遺伝子を持つ人ほどコーヒーが好きな傾向があることなどが、味の好みと遺伝子に関する研究から、少しずつ分かってきました。しかし、2019年5月2日に科学誌Human Molecular Geneticsに掲載された最新の研究では、人が苦味や甘味を求めるのは味覚に関する遺伝子ではなく、精神状態に作用する遺伝子の影響だとされています。

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