石油大手BP、2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロを目指す

headless曰く、

石油大手BPは12日、2050年またはより早い時点までに温室効果ガス排出量ネットゼロを目指すという壮大な計画を発表した(プレスリリースThe VergeSlashGear)。

計画ではBPがネットゼロになるための5つの目標と、世界がネットゼロになることを支援するための5つの目標を設定している。

BPがネットゼロになるための5つの目標は以下の通り。

  1. BPの営業活動全体を絶対値ベースで2050年またはより早い時点までにネットゼロにする
  2. BPの石油・ガス生産における二酸化炭素排出量を絶対値ベースで2050年またはより早い時点までにネットゼロにする
  3. BPが販売する製品の二酸化炭素排出係数を2050年またはより早い時点までに50%削減する
  4. BPの主要な石油・ガス加工場所すべてにメタンガス測定装置を2023年までに設置し、操業によるメタン排出係数を50%減少させる
  5. 石油・ガス以外の事業に対する投資の比率を継続的に増加させる

世界がネットゼロになることを支援するための5つの目標は以下の通りだ。

  1. 炭素価格付けを含め、ネットゼロを支える政策をより積極的に支持する
  2. 排出量削減に関連する手当の比率を上げてBPの従業員にさらなる目標実現の動機付けを行い、ネットゼロ支援活動に動員する
  3. BPの気候変動に対する考えを業界団体の活動に反映させることを目指し、不可能な場合は脱退する
  4. 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)勧告の支持を含め、情報開示透明性のリーダーと認められる
  5. 国や都市、大企業の脱炭素化を支援するチームを立ち上げる
BPが営業活動と石油・ガス生産で排出する温室効果ガスは絶対値ベースで年間二酸化炭素4億1,500万トンに相当し、排出量を削減することでネットゼロを目指すという。これらの目標を実現するため、BPは組織全体の抜本的な転換を図っていくとのことだ。

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