2019年ノーベル物理学賞を受賞するジェームズ・ピーブルズ氏、自分の研究分野を指す「ビッグバン理論」という用語に不満

headless曰く、

2019年ノーベル物理学賞を共同受賞するジェームズ・ピーブルズ氏は、自分の研究分野を指す「ビッグバン理論」という用語が不適切だと考えているそうだ(AFPThe Next Web)。

宇宙が膨張を始めてから数秒後の状態から現在の状態に至る進化に関する理論は立証されているが、その「始まり」に関する確かな証拠はなく、指数関数的な急膨張から宇宙が始まったというビッグバン理論は立証できないのだという。理論そのものは素晴らしいが、それが確立されるには立証が必要とのこと。しかし、何年にもわたって検討を続けたものの、よりよい用語は見つかっていないそうだ。そのため、「ビッグバン」と呼ばれるのは仕方のないことだと考えているが、やはり好きではないとのことだ。

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