トレンドマイクロ、無限アラートを「悪質なブラクラ」だと誤解させるような記事を公開していた

あるAnonymous Coward 曰く、

JavaScriptを使って無限にアラートを表示させる行為について、トレンドマイクロが「ウイルス供用罪の可能性があり非常に悪質な行為」だと主張していたことに対し批判が出ている(黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition)。

アラートループ摘発事件はこの資料を基に「非常に悪質だが低い技術力で検挙可能な行為がある、端緒になる」という判断が行われたという経緯だったのだろうか。

トレンドマイクロは無限にアラートを表示させるようなWebページを「ブラウザクラッシャー(ブラクラ)」だと誤解させるような記事を2013年にセキュリティブログで公開しているだけでなく、『2013年のスマートフォンの脅威と2014年の脅威予測」カンファレンス』というイベントでもJavaScriptを使った無限ループについて「ブラクラ」だとし、ウイルス供用罪の可能性があると発表していた(発表資料)。

こういった無限アラート表示については、そのURLをネットに投稿した男性などが摘発される(アラートループ事件)も発生したが、最終的には起訴猶予処分となり、弁護士からは「嫌疑無しにすべきだった」との声も出ている

すべて読む | ITセクション | セキュリティ | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
アラートループで書類送検の男性2人が起訴猶予処分に、「嫌疑なしにすべきだった」担当弁護士が異例の声明 2019年05月30日
トレンドマイクロ、サイバー攻撃を受け情報漏洩を起こしていたことを認める。ソースコード漏洩は否定 2019年05月20日
無限にアラートを表示するようなページのURLをネット投稿して書類送検された男性、取り調べの様子を語る 2019年03月22日
トレンドマイクロがCoinhiveの実演時に細工をして意図的にCPU負荷を上げていた疑惑が出る 2019年03月06日
トレンドマイクロ、無断での個人情報収集について「必要なもの」と主張し批判を浴びる 2018年11月02日
九州大学、セキュリティ対策ソフトの不具合により約500件のトラブル発生 2018年06月18日
ネットで過度に騒がれた通称「vvvウイルス」 2015年12月08日
トレンドマイクロにマルウェアと誤検知されたフリーソフトウェア開発者、問題はすでに解決済みとして経緯を再説明 2015年09月09日