竹下派続く受難 竹下氏療養、吉田氏引退…茂木氏に負担 – 産経ニュース

竹下派続く受難 竹下氏療養、吉田氏引退…茂木氏に負担  産経ニュース

自民党第3派閥の竹下派(平成研究会、55人)が非常事態にある。会長の竹下亘前総務会長は今年1月から食道がんの治療に専念し、派の参院側(20人)を束ねる吉田博美会長代行(党参院幹事長)は脳腫瘍が見つかり、夏の参院選への不出馬を表明した。かつて最大派閥として権勢をふるった平成の名を冠する名門派閥は、受難が続く中で令和を迎えた。 16日には参院選で派閥を挙げて所属候補の支援態勢を整えるため、派としての選対本部を立ち上げた。本部長に就いた茂木敏充経済再生担当相(同派会長代行)は同日の派閥定例会合で「(候補者以外の)衆参の議員が自分の選挙だという思いで取り組めば勝利につながる」と強調した。 同派は平成の最初の11年間で竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の3氏が首相を務めたが、その後は遠ざかり、最大派閥の座も細田派(清和政策研究会、97人)に譲っている。参院選では改選の現職9人に加え、新人4人を当選させて派の勢力を拡大し、名門復活に弾みをつけたい考えだ。 昨年1、2月に起きた額賀福志郎元財務相から竹下氏への会長交代劇も、参院選を意識して吉田氏ら参院側が主導した動きだった。竹下氏の兄は平成研の前身の経世会を旗揚げした登氏。吉田氏らは竹下氏を会長に担ぐことで自民党支持者に利く「竹下ブランド」の復活に期待した。しかし、竹下氏は参院選を前に療養に入り、本格的な復帰は参院選後になる公算が大きい。 吉田氏...