ベネズエラ 軍の一部クーデターか、グアイド氏が動画投稿 マドゥロ政権側は否定 – 毎日新聞

ベネズエラ 軍の一部クーデターか、グアイド氏が動画投稿 マドゥロ政権側は否定  毎日新聞

【サンパウロ山本太一】「2人の大統領」が並立する異常事態が続く南米ベネズエラで、暫定大統領就任を宣言した野党指導者グアイド国会議長は30日、ツイッターに兵士と並んで軍の一部が離反したとする動画を投稿した。独裁色を強めるマドゥロ大統領に対する軍の一部によるクーデターの試みとみられるが、政権側はクーデターは失敗したと主張しており、事態は流動的な様相だ。 動画では、制服を着た兵士の集団に囲まれたグアイド氏が「(マドゥロ氏による大統領職の)簒奪(さんだつ)は終わりだ」と述べ、他の兵士や市民にも協力を訴えた。ロイター通信によると、グアイド氏は野党指導者レオポルド・ロペス氏とともに、首都カラカスの空軍基地近くで約70人の兵士に守られている。2017年から政治犯として自宅軟禁中だったロペス氏は「兵士たちによって解放された」とツイートした。市民数百人も集まって抗議デモをし、政権側の治安部隊が催涙弾を発砲して応じている。 グアイド氏はこれまでたびたびマドゥロ政権を支える軍に離反を呼びかけてきた。5月1日に大規模な反政府デモを予定しており、離反を進めマドゥロ氏退陣を狙う構えだ。 一方、パドリノ国防相は「全国の軍部隊は各基地にいる。暴力につながるクーデターの動きを拒否する」と述べた。マドゥロ政権が軍を掌握していると主張する一方、グアイド氏側に寝返った少人数のグループに対応していると明かした。 【関...