サムスンのディスプレイ指紋認証特許が判明 超音波方式で差別化図る?

韓国サムスンが「ディスプレイ指紋認証」を含む、複数の生体認証方式に関する特許を出願していたことが判明しました。この技術は、同社が来年投入するフラッグシップスマートフォンへの搭載が期待されています。 米国特許商標庁(USPTO)の文書公開によって明らかになった今回の特許では、超音波の送信/受信モジュールを利用した指紋認証システムについて解説しています。上のイラストではホームボタンがアリ/ナシの端末の画面下に、指紋認証エリアを設けると図解しています。この指紋認証エリアは、他機種に搭載された同様のシステムよりもかなり大きいのが特徴です。 また特許ではディスプレイ指紋認証だけでなく、複数の生体認証システムへも言及しています。たとえば可視光線や赤外線を光学センサーで受信する方式や、本体背面か側面のボタンに超音波式の指紋認証機能を搭載する、などのアイディアが説明されています。 実は以前にも、韓国メディアのThe Bellはサムスンの次期フラッグシップ端末「Galaxy S10」へのディスプレイ指紋認証、および3D顔認証機能の搭載を報じています。さらに海外テックサイトのAllAboutSamsungは、Galaxy S10の下位モデルには本体サイドに指紋認証センサーが搭載されると伝えているのです。これらの情報は、どれも今回の特許出願の生体認証システムと合致しているのが興味深いところ。 さらに韓国メディアのetnewは、Galaxy S10に「超音波方式センサー」のディスプレイ指紋認証機能が採用されると報じています。この超音波方式センサーは従来の光学式センサーに比べ、読み取り精度が高いという特徴があるとのこと。これらの情報を俯瞰すると、今回の特許出願は来年以降の端末ラインナップへの機能追加を見据えた、極めて具体的なものだといえるでしょう。 現行モデルのサムスン製スマートフォンにはあまり先進的な生体認証システムは搭載されていませんが、そんな状況も来年には大きく変わるかもしれません。