
東京大学工学部電子情報工学科の実験の授業では、オープンソースソフトウェアのソースコードを分析したりコードへの変更を行う「大規模ソフトウェアを手探る」というテーマがあるそうだ。この授業でFirefoxのJavaScriptエンジンであるSpiderMonkeyをテーマに選び、実際にパッチを作成してプロジェクトに送りソースツリーに取り込んでもらう、という流れを行った学生がその詳細をブログで実験レポート代わりに公開している(siquare weblog)。
詳しくはこのブログを見て欲しいが、実験の内容はECMAScriptで提案されている「Pipeline Operator」をSpiderMonkeyに実装する、というもの。授業のTAにSpiderMonkeyのコミッターがいたことや、提案されているものにすでに仕様が付いていたことからこのテーマを選んだとのこと。また、作成したパッチは無事SpiderMonkeyのソースコードにマージされている。
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