カラシニコフが1人乗りホバーバイクを開発。16ローターで高い安定性、カウリング装着イメージも

自動小銃AK-47で知られるカラシニコフが、新たな製品として一人乗りのホバーバイクを開発しています。パイロットを取り囲むように16基のローターを備えており、エンジンではなく電力で浮上します。 ホバーバイクといいつつ、その外観は鋼管とチャンネルフレームに必要な機材を装備しただけの簡素なものに見えます。しかし実際に浮揚する動画を見ると、その安定性はおなじロシアのメーカーHoversurfが開発したScorpion-3に比べてもはるかに操縦しやすそうです。 また、動画の最後近くにはカウリングをCG合成した映像もあり、もしそのとおりにフレームに装着されるようになれば、"空飛ぶF1"的な趣も感じられるかもしれません。ただ、操縦はバイクのようなハンドルではなく2本のグリップの先にそれぞれジョイスティックが取り付けられた格好に見えます。そして、それを両手で握るればドローンのコントローラーを持っているような塩梅になるようです。 動画で見られる飛行の様子は、屋内でということもあってかなりゆったりとした飛び方。カラシニコフが製造する以上、その使いみちには"軍用"という二文字もちらつくものですが、これだと敵の良い標的となってしまいそうです。何より前線で使うには騒音で相手に察知されないようにする必要もあるはずです。 とはいえ、米軍もまたホバーバイクの開発は進めており、数年もすればこうしたいままでにない乗り物が戦場や一般向けに普及し始めるのかもしれません。 いずれにせよ、いくら開発段階でも危なっかしいので、安全のためのローターガードは付けてほしいところです。