オーストラリアが独自の宇宙機関設立を発表。「宇宙産業の急速な発展に機会得る」と政府

オーストラリア政府が、独自の宇宙機関を設立すると発表しました。オーストラリアには約11500人もの宇宙産業従事者がいますが、これまでは自前の機関がなく、アメリカやカナダと協調した宇宙開発戦略を取りつつも立場的に不利な状況に甘んじていました。 しかし、ここ数年はSpaceXをはじめBlue Origin、Virgin Galacticなどの新世代宇宙企業の台頭や、月や火星への有人探査計画、さらに宇宙資源の開発計画などが現実味を増しておりミケリア・キャッシュ産業相代理いわく「急速に成長している」状態。 オーストラリア政府としても、この7月にアーサー・シノディノス産業相が、世界の流れについていくためには独自の宇宙機関を創設し、他国への依存を是正する必要があると提言していました。キャッシュ産業省代理は、新設される宇宙機関が国際的な宇宙時代におけるオーストラリアの"正面玄関"になるとしており、2018年3月末までに 発表時点では、宇宙機関についての詳細は明らかになっていません。この点についてはメルボルン北西にある都市アデレードで今週開催される国際宇宙会議で、改めて詳細を公表する見通しです。 ちなみに、オーストラリア生まれの宇宙飛行士はこれまでに3名いるものの、いずれもNASAで飛行士になるために米国籍を取得しています。 [Image : NASA]